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10年ワープ!「カムカムエヴリバディ」#63


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 城田優さんのナレーションで一気に10年が過ぎていく。

 少しむかし

 In a time not so long ago

 高度経済成長期の真っただ中に誕生した女の子がおりました。

 During the period of economic growth in Japan a baby girl was born.

  二人にとって大切な曲名から女の子はひなたと名付けられました。

 After a song dear to their hearts, her parents named her Hinata.

 家族3人 時を重ね

 Time passed. The familiy are of three・・・

 

 回転焼き屋の前でけんかをしている少年たちに「よさぬか。」と時代劇のセリフを言っておもちゃの刀を振り回すひなた。ところが振り回した刀で目が回って倒れてしまう。ひなた(新津ちせさん)はそんな時代劇が大好きな女の子に成長していた。

 家でもひなたはテレビの時代劇を見ながらおもちゃの刀を振り回している。2代目モモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助さん)は父の代表作「棗黍之丞」シリーズに出演して人気を博していた。

 ひなたは現在小学4年生。夏休みの朝、河原に子供たちが集まってラジオ体操をしている。ひなたの親友・一恵(清水美怜さん)のお母さんはベリーこと一子(市川実日子さん)。ガキ大将の吉之丞(石坂大志さん)のお父さんは吉右衛門(堀部圭亮さん)。吉右衛門はお蕎麦屋さんで働いていた初美(宮嶋麻衣さん)と結婚していた。初美は吉右衛門の母・清子(松原智恵子さん)の若い頃に似ていると評判だ。

 朝食時にひなたはいっちゃん(一恵)と天神さんに行くと言う。錠一郎(オダギリジョーさん)は娘に甘く、ひなたにお小遣いをあげる。るい(深津絵里さん)は傘を持って行きなさいと言うが、ひなたはどうせ天気予報は当たらないと持って行かない。

 縁日でめいっぱい遊んだ二人は夕立に遭い、びしょびしょになって、ひなたの家に着く。ところが、ひなたは道の途中で雨宿りをしている小夜子(竹野谷咲さん)に、家から傘を持って届けに出る。るいは一恵に回転焼きをお土産に持たせている。

 終戦の日。正午になると高校野球は中断して黙とう。街の人たちもその場で黙とうを捧げた。

 花火をしたり家でゴロゴロしたり。あっという間に時は流れ、夏休みは間もなく終わり。宿題を全然やっていないひなたはどないしよう、と焦っていた。今日はこれでおしまい。

 一気に物語は昭和50年へワープ。先週生まれたるいの赤ちゃんはもう小学生。一子の娘と吉右衛門の息子もいる。今日はそんなこんなで「ひなた編」の登場人物確認で終わってしまった。

 とりあえずるいの回転焼き屋さんの商売が順調なようでよかった。錠一郎はこの10年、どう過ごしてきたんだろう。心血を注いできたトランペットはどうなったんだろう。気になって仕方がないので、「トランペットと錠一郎」の描写があることを願っている。

 夏休みの河原のラジオ体操の風景。安子編にもそんなシーンがあったなあと懐かしくなる。戦前と昭和50年。貧しい時代から高度経済成長期へ。食べ物は豊かになり、生活は格段に便利になったけれど、私たちの日々の暮らしは実はそんなに変わらないのかなあと不思議な気持ちになった。

 さて、夏休みの宿題をやっていなかったひなたは、無事に宿題を終えることが出来るのだろうか。私も夏休みの宿題は終盤にまとめてやっていたので、こういうシーンを見るたびに胸がちょっとだけ痛む。私のためにも頑張って宿題を仕上げるのだ、ひなた。

 自分のブログ内で「ラジオ体操」と検索したら2つヒットした。1つは「カムカム」の安子編、そしてもうひとつは「大豆田とわ子と三人の元夫」。今一番好きな「カムカムエヴリバディ」と昨年大好きだった「大豆田とわ子と三人の元夫」がラジオ体操でつながっていたなんて。しかもオダギリジョーさんと市川実日子さんがどちらも出演していると今さらながら気づく。

 リンク貼っておくので、よかったらこちらもどうぞ。

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