edamameのテレビブログ

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アラフィフが見たいドラマがない問題について


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 ここ最近、テレビドラマが面白くなくなってきたと感じている。昨年全話見て楽しんだドラマは「ブラッシュアップライフ」「だが、情熱はある」「シッコウ!!犬と私と執行官」の3本だけで、今年に入ってからは1本も完走できていない。

 やっぱりアラフィフが感情移入出来るストーリーというのは難しいのだろう。だったらどんなドラマが見たいのか考えてみたが、答えがまとまらない。

 20代の頃は経験値が少なくて、ドラマとリアルは全く別の次元に存在していた。だから純粋にフィクションが楽しかった。私は人生のなかで好きなドラマを挙げよと言われたら真っ先に「恋のチカラ」を言おうと思っているのだが、今の年齢で「恋のチカラ」を初めて見たらきっとそんなに思い入れはなかっただろう。もしかしたらあらすじを読んだだけでスルーした可能性もある。

 それならホームドラマはどうだろうか。学生の頃、なんとなく見ていた「渡る世間は鬼ばかり」。家族のゴタゴタばっかりで大変そうだなあと遠くから眺めるような感じで見ていた。でも、もし今「渡鬼」が放送していたとしても、私は100%見ていないと思う。一日の貴重なくつろぎの時間にわざわざ家庭内のトラブルを思い出させるようなストーリーには接したくないからである。

 刑事ドラマも好きなジャンルではあるが、「太陽にほえろ!」から始まり、「あぶない刑事」や「刑事貴族」などアクション系を好んで見てきたので、現代の考える系の刑事ものはあまり好みではないのかもしれない。かといってアクションばっかりのドラマを今見たいかというとそうでもなくて・・・。

 もしかしたらアラフィフをうならせるドラマを作るのってどの世代よりも難しいかもしれない。中途半端に経験値があって、中途半端に現役感があって。もう3年前の作品になるが、「大豆田とわ子と三人の元夫」はまさに「私が見たかったのはこれ!」という感じだった。松たか子さん演じるとわ子は肩で風を切るキャリアでもなく、ほどよくフェミニンで自立していて心地よかった。またこんな作品に出合えるといいな。

 

 久しぶりのブログ投稿だったのになんだかぼやきっぽくなってしまいました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。