edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

あ~終わっちゃった「大豆田とわ子と三人の元夫」最終話


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 最終回っぽくない最終回だった。人生は淡々と続いていくものだ、とフィクションのドラマを見て思うという、不思議な感覚のなかにいる。

 とわ子と唄がお母さんの昔の恋人に会いに行くと決心したのは勇気があるなあと思った。すごく素敵な人かもしれないし、この人のどこがよかったの?という人かもしれない。そしてびっくりした。お母さんの恋人のマーさんは女の人だった。

 風吹ジュンさん演じるマーさんは素敵な女性だった。とわ子のお母さんが家族と一緒に暮らす人生を選んだのは正解ときっぱり言ってくれて、とわ子はうれしかっただろう。そして、賢い彼氏を支える奥さんになることが幸せと思っていた唄は、マーさんの家から帰る途中の道で、もともとの夢だった医者を目指すことをとわ子に伝える。とわ子の娘はそうでなくっちゃ。一生懸命自分の人生を生きている人の話を聞いて、自分の人生を生きたいと考えたのかな。

 とわ子はきっとこのままシングルで生きていくんだろうなあ。でも、そばにはいつも3人の元夫がいて、それはそれでなんだか楽しそうだ。それにしても、3人の元夫以外のとわ子に近づいてくる男たちはロクでもないのはどうしてだろう、と思ってしまう。

 最後にちらっと出ていたあの餃子パーティの自己主張激しいトリオも楽しそうに暮らしていてよかった。

 私も笑顔で自分らしく生きて行こう、と思った。最終回を見終わってこんなふうに思うドラマってありそうでなかったな。まだ6月だけど、今年一番のドラマかもしれない。