2023年9月4日放送の「徹子の部屋」のゲストは大和田獏さんだった。オープニングの音楽とともに、大和田獏さん、大和田美帆さん、岡江久美子さんが笑顔で肩を組む家族写真が写し出される。岡江久美子さんは2020年4月23日に新型コロナウィルスで亡くなった。亡くなって3年経つ今でも獏さんは岡江さんのことを話す気持ちにならないそうだが、黒柳徹子さんには話せるかなと出演を決めたという。
徹子さんは、お骨をもった獏さんのテレビの映像を見たとき、なんてひどいことなんだろうと思った、と話した。獏さんは岡江さんが亡くなってから1年近くのことはあまり覚えていないが、家族や友人、特に岡江さんの友人が気にかけてくれたので、乗り越えられたそうだ。
一人暮らしになった獏さんは、美帆さんから勧められて始めたインスタグラムで料理の写真をアップするようになって、ちょっと太っちゃったと笑う。今は美帆さんと美帆さんの娘さんと二世帯住宅で暮らしていて、お孫さんは、作文で獏さんが宝物だと書いている。
徹子の部屋にはピンクのアジサイが飾られている。これは岡江さんが好きな花。岡江さんは徹子の部屋に8回出演していたそうで、その映像が次々に流れる。最後の出演は2019年で、友達の家に持って行くたこ焼きセットを徹子さんに見せていた。
あまりに明るい岡江さんの映像に、徹子さんが思わず「岡江さんがいないと本当に寂しいでしょうね。」と言い、それを謝ると、獏さんは美帆さんに「泣きたいときは泣いていいんだよ。」と言われたと話した。
そして岡江さんが新型コロナウィルスにかかった当時の話へ。地方公演に行っていた獏さんは岡江さんから、発熱し、「数日様子を見ましょう。」と医者に言われたとメールを受け取る。自分も熱っぽく感じた獏さんは帰宅。その後、調子の悪そうな岡江さんを病院に連れて行った。入院できる大学病院がやっと見つかり、ICUに入院。お見舞いに行くことは出来ず、毎日夕方に先生から連絡が来ていた。入院して10日ぐらいで最悪のことを覚悟してください、と言われ、18日目に亡くなった。一人だけ会えると言われ、獏さんが顔を見ることはできたそうだ。
お葬式が出来ずにけじめがつけられなかったので、一周忌に美帆さんが音楽葬を企画し、配信した。獏さんは周りの人たちの優しさがありがたかったし、自分たちも人に優しく出来るようになりたいと思っている。また、岡江さんの老けたおばあちゃんも見たかったとも。
最後に獏さんが、美帆さんとユニット「BAKUMIHO」を組んで活動していくと話すと、徹子さんはネーミングが面白いと笑った。これで放送はおしまい。
映像の岡江久美子さんはどの年代でも明るくて幸せそうだった。私のなかで岡江さんといえば、「連想ゲーム」と「はなまるマーケット」。きれいで面白くて、岡江さんが出ると画面が一気に明るくなった。岡江さんが出ていると何を話すんだろうとワクワクした。そういえばドラマで共演した中居正広さんも岡江さんの性格が好きだった、とラジオで話していたなあ。
この番組を見て、さっそく大和田獏さんのインスタグラムをフォロー。ばくめし、結構私の好きな感じだった。
よかったら中居くんのラジオのブログもどうぞ。
