edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

しずちゃんの潔さとかわいらしさと・・・「だが、情熱はある」第5話


スポンサードリンク

 時は2003年。ナイスミドルは「エンタの神様」のオーディションを受けているが、なかなかテレビに出られない。売れる糸口を探そうと、お客さんをいじってみたり、時事漫才をしたり、髪形を変えたりしてもうまくいかなかった。

 先輩芸人の谷さんはそんな二人を心配して飲みに誘う。お酒がすすみ、失恋した谷さんは泣き出してしまった。でも気を取り直して「ゼロから始めるの。それは幸せなことよ。」と若林さんに話す。

 ある日、若林さんは春日さんに今がつらくて恥ずかしい、辞めたほうがいいと伝えた。「春日は?」と聞くと、春日さんは「今がどう考えても幸せだし、これからもがんばりたい。」と言った。

 若林さんは、両親が北海道へ行き、姉が独立することになったので、祖母と二人で暮らすことになった。祖母はテレビいっぱい出れたらいいねえと若林さんを応援している。

 一方、ピン芸人「イタリア人」として舞台に立つ山里さん。人形の手をなめるネタが気持ち悪く、次にそれをやったら照明を消すと、照明さんに怒られてしまう。ある日外で練習をしていると、かわいい女性に話しかけられた。その会話からライバルの少ない男女コンビを組もうと思いつく。相方候補のしずちゃんはすでに他の人とコンビを組んでいた。しずちゃんが欲しい山里さんは、ありとあらゆるしずちゃんの情報を集めた。ケータイのアドレスも入手し、ケーキバイキングに誘った。

 勝負のケーキバイキング。山里さんはしずちゃんに気が合うと思わせるエピソードを次々と話す。一方、しずちゃんはケーキをひたすら食べ続ける。山里さんはしずちゃんに一冊のノートを渡した。山里さんが書いたふたりのネタの台本だ。そして、「もしこの台本が面白かったら明日の1時に公園に来てほしい。」と伝えた。しずちゃんは山里さんから告白されると勘違いしていて、その隙を与えまいとずっとケーキを食べていたと言った。

 翌日、山里さんはしずちゃんが来るのを落ち着かない様子で待っている。そこへしずちゃんが遅れて現れた。今のコンビを解消していたから待ち合わせに遅れたと言う。

 そして2009年。山里さんは女優業に旅行に忙しいしずちゃんに不満があった。また、若林さんはテレビが楽しくないと感じていた。そんな折、島プロデューサーは吉本の高山さんに「たりないふたり」という企画を持って来た。今回はこれでおしまい。

 第5話で一番心が動かされたのは、しずちゃんが山里さんの待つ公園にやって来たシーン。二人がコンビを組んでいることは知っているけれど、やっぱりうれしい気持ちになる。しずちゃんは1冊のノートを読んで山里さんとコンビを組むことを決め、翌日に相方に解散を伝えた。本当に潔くてかっこいい。その一方、告白されるのは嫌だったからずっとケーキを食べていた、というのはとってもかわいらしい。山里さんと付き合うのは嫌なのにコンビを組むのはいい、という価値観も面白い。

 まだふたりともブレイクまでは遠そうだ~。だが、今週末も見る。