edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

今回は谷ショーさんの回!「だが、情熱はある」第6話


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 売れないヒップホップユニット、クリー・ピーナッツは勝手に「たりないふたり」の曲を作っていた。彼らはブレイクしていくが、それはのちの話。

 さて、時は戻って2003年。若林さんと春日さんはオーディションを受ける日々。夜、若林さんが家でネタを書きながら、ファミレスでネタを作れる人はお金が余裕があるなあと祖母に話すと、祖母は素敵なカップに紅茶を入れてくれた。

 そしてついにナイスミドルに「エンタの神様」のオファーが舞い込んだ。収録に参加したが、なかなかオンエアされない。そんなある日、事務所で高校時代のクラスメートによく似た人を見かける。春日さんが声をかけ、別人と分かるが、若林さんはその人からどうして春日さんがツッコミなのかと聞かれた。これがのちに二人の盟友となるワクワクテントの鈴木足秋との出会いだった。

 いつも面倒を見てくれている谷ショーさんが長期入院をする。お見舞いに濃いパスタソースを持って行く若林さん。

 仕事復帰した谷ショーさんはパスタソースをうれしそうにパスタにかけて食べた。明るく元気に舞台で動く谷ショーさんを見て若林さんは安心するが、たいしたことない人が何か月も入院するかと言われ、若林さんの目から涙があふれる。エンタの神様のオンエアはまだない。仕事の帰り道、若林さんは道路の真ん中に寝転んで、「くそっ!俺は何なんだよ。」と叫んだ。

 一方、山里さんはしずちゃん南海キャンディーズとしてバトルライブに出場するが、二人ともボケのネタは笑いが取れない。ネタに自信のある山里さんはウケないのはしずちゃんの声や動きのせいだと指摘し、しずちゃんの意見を聞こうとしなかった。そんなある日、山里さんは自分もボケて面白いと思われたい気持ちを封印。山里さんがツッコミのネタを書く。

 そしてそのネタを舞台で初披露。会場に笑い声があふれる。舞台袖で二人はウケたことに安堵。のちに、二人は優秀新人賞を受賞。ところが仕事は増えなかった。劇場のレギュラーになっていないからだ。

 そこで二人はストリートライブに挑戦。声が小さいとヤジを飛ばされながらもやり続けた。山里さんは「俺は面白い君のとなりにいる人でいい。天才じゃなくていい。」と言うと、しずちゃんは山ちゃんのことを天才と思っていると言った。

 2009年、テレビ局で若林さんはすれ違った谷ショーさんに昔「エンタの神様」でオンエアがなかったことをからかわれ、笑っていた。谷ショーさんは島プロデューサーに「ねえ、今幸せ?」と聞く。島プロデューサーは「幸せになったらなあと思ってます。」と答えた。今回はこれでおしまい。

 ブレイクまでもうひといき、というところまで来た。長かった~。今回は若林さんに口うるさく言うお父さんが出てこなかったので心穏やかに見ることができた。どちらが良い悪いという問題ではなく、父と子の関係は難しいので、お父さんと一時的に距離を置くことは若林さんにとってはよかったんだろうなあと思いながら見た。

 さて、今回一番印象的に残っているシーンは、若林さんが谷ショーさんの復帰舞台を見て泣いているところ。持病を抱えながらも、舞台では元気いっぱいにお客様を楽しませる姿に私も胸を打たれた。誰にでもONとOFFの顔があるけれど、華やかなエンタメほどそのギャップがある業界はないと思う。谷ショーさんは前田健さんがモデルだと思って見ているが、私があややのモノマネを見て楽しんでいた頃も、裏では病気や失恋があってつらかったのかな。でも、芸人さんはそんなふうに思われたくないと思うので、あややのモノマネ楽しかったなという思い出だけ覚えておくことにする。

 私は紅茶を飲みながらこのブログを書いている。おばあちゃんが淹れてくれた紅茶、若林さんも美味しかっただろうなあ。次回はついにブレイクかな?リアルタイムで南海キャンディーズとオードリーの出ているM-1を見ていたので結構楽しみ。あ、でもその前にナイスミドルからオードリーにならないとね・・・