edamameのテレビブログ

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だんだん面白くなってきた!「だが、情熱はある」第4話


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 無観客ライブ終了直後に倒れ救急車で病院に運ばれた若林さんは、明け方に目を覚ます。倒れた原因は過呼吸のひどいものと分かり、一安心。その話をプロデューサーから聞いた山里さんはよかったと言うが、なにか様子が変。若林さんと山里さんはその後半年間会うことはなかった。

 さて時代は遡って2000年。山里さんは大学を卒業し一人暮らしを始める。人気番組「ガチンコ」のオーディションを断ろうと思っていたが、母親から「やる前からあきらめててすごいね。」と言われ、オーディションを受けることを決意。山里さんは相方・和男くんとヤンキーの練習に励む。

 オーディションでは見事に撃沈。落ちた、と思っていたところに合格の連絡が入る。その後「足軽エンペラー」は勝ち進み、ついに優勝。ところが仕事は増えなかった。売れたくて必死な山里さんは、待ち合わせに20分遅刻した和男くんをしつこく責めてしまう。すると和男くんは解散だとキレて、駐輪場にある自転車を放り投げ、いなくなってしまった。前々から漫才の練習風景を見ていた警察官は、君の態度がひどすぎる、と山里さんに伝えた。

 最後の「足軽エンペラー」のライブはうまくいったが、和男くんの意志は固く、「山ちゃん、がんばってな。」と言って、コンビは解散。その後、山里さんはピン芸人「イタリア人」になった。

 一方、若林さんの相方・春日さんがむつみ荘で一人暮らしを始める。春日さんのバイト先のものまねパブでふたりは前説をさせてもらえることになった。父親には芸人の前説なら芸人ではないと、母親には早く就職して欲しいと言われてしまう。祖母だけは芸人になることを応援してくれている。

 前説をしているとヤジもおしぼりも飛んでくる。子供の頃、けんかに負けて帰って来た若林さんは、父から勝つまで帰って来るなと家を出されたことがあった。それを思い出し、アメフトのものまねでは段取りを無視して、春日さんに体当たりをする。

 モノマネ芸人・谷勝太さんがパブにやって来た。若林さんと春日さんがあいさつをすると、谷さんは若林さんに「みんな死んじゃえって顔してるね。」と言った。

 2011年、島プロデューサーは山里さんと若林さんのそれぞれのロケ映像をみて、「なにかが足りてない」とつぶやいた。今回はこれでおしまい。

 今回はワクワクしながら見た。まだ南海キャンディーズもオードリーも誕生していないけれど、いよいよふたりの芸人としての人生が本格的に始まったのだ。 

 山里さんは笑いに対してストイックで、相方にもそれを求めてしまう。向上心があって素晴らしいことなのだけれど、見ているだけで息が詰まりそうだった。コンビだとどちらかがネタを書いたり、リーダーシップを取ったりするから、関係性が難しいんだろうなあ。和男くんとの解散がけんか別れじゃなかったのがせめてもの救いだと思う。

 若林さんはまだテレビには出ていない。パブでの前説、メンタル的にきつそう。そして、お父さんが芸人になった息子をよく思っていないのもつらい。いつかはほめてくれるよね、お父さん。

 物語が進み、だんだん面白くなってきた。しずちゃん南海キャンディーズを結成するいきさつ、ナイスミドルからオードリーになるきっかけ、今回ちょこっと出て来た坂井真紀さん演じる女性と藤井隆さん演じる谷さんとどう関わっていくのかも気になるところ。

 それにしても森本慎太郎さんと髙橋海人さんは完全に山里さんと若林さんに見える。ジャニーズアイドルのキラキラをここまで消せるってすごいね。