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「タモリ倶楽部」いつもどおりで最高な最終回


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 「タモリ倶楽部」は2023年3月31日(金)深夜の放送が最終回。録画予約をするときに番組表の「終」というマークを見て、本当に終了すると寂しい気持ちでいっぱいになるが、きっと「タモリ俱楽部」らしくいつもどおりの放送だろうなあと見始めた。

 テーマは「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流○○レシピを訂正しよう」。ゲストは劇団ひとりさん、市川紗椰さん、大御所ゲストは爆笑問題田中裕二さん。

 タモリ流として間違ったレシピがたくさんインターネットに載っているので、タモリさん自身が料理して訂正するという企画である。キッチンスタジオでの収録なので、本物の料理番組みたい。タモリさんは青色のエプロン姿で登場。

 料理好きなタモリさんの貴重なレシピを、材料をメモしながら番組を見る。

①生姜焼き(6枚分)

材料:豚肉(生姜焼き用、なるべく良いもの)、玉ねぎ、生姜

たれ:醤油大さじ3、みりん大さじ2、料理酒大さじ1、砂糖小さじ1

玉ねぎ1/2個をスライサーでスライスする。生姜を皮ごと30gすりおろしたものをたれに合わせる。豚肉の両面に小麦粉をまぶす。フライパンに豚肉を並べる(油不要)。並べ終わったら中火で焼き始める。お肉が白っぽくなってきたらひっくり返し、玉ねぎとたれを入れて混ぜる。

 タモリさんが調理をしている隣で田中さんがレシピを記録し、ひとりさんが場を仕切り、市川さんがツッコミ(確認)を入れる。ふだん計量しないで料理をするタモリさんはいちいち分量を聞かれて面倒くさそう。タモリさんの、猫の歯周病は人間から感染するという豆知識や、YouTubeの料理教室の先生の「払い落しましょ」というモノマネを見ているうちに、あっという間に美味しそうな生姜焼きが完成。

 お皿に盛りつけ、試食。みんな美味しそうにパクパク食べている。「レシピを英語でおさらいして」というひとりさんの無茶ぶりに市川さんが対応する。

②ピーマンの醤油煮(4個分)

材料:ピーマン(種を取り、1cm幅にカット)

出汁:お湯100ccに顆粒だし(いりこ小さじ1/2、かつお小さじ1/2、昆布小さじ1/3)を溶かす。醤油大さじ4とみりん大さじ2に出汁(なぜか60ccだけ)を加える。

フライパンにごま油大さじ3を入れ、点火(強火)。ごま油がパチパチいってきたら、ピーマンを皮を下にして入れる。焦げ目がつくまでしっかり焼く。そこに出汁を入れる。火は強火のまま、くたくたになるまで煮詰めたら完成。

 いざ試食。味が濃いので、冷蔵庫で一晩冷やして翌日白ご飯の上に乗せて食べるのがよいらしい。ひとりさんから「田原俊彦さんのマネでレシピを説明して」と言われた田中さん。あまり似ておらず途中で終了。

 最後にタモリさんからメッセージ。タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了・・・と言ったら周囲が大爆笑。本当は3品作るはずだったことをひとりさんが明かした。

 タモリさんが続ける。予定としてはここでほろりとくるようなあいさつが入るんですが、台無し。40年間本当にありがとうございました。皆様方の支持のおかげでここまで来ることができました。感謝してます。お疲れさまでした。

 みんなが拍手して終了。CM明けはオフショットシーンが流れ、本当におしまい。

 最終回だからと特別なことをしないのは、「タモリ倶楽部」らしいなあと思った。タモリさんは潔くてかっこいい。ゲストの人選も私の好きな感じだった。特に市川紗椰さん。タモリ俱楽部の申し子。

 いっぱい笑って、貴重なタモリ流レシピも入手して、いつもどおりで最高な最終回だった。タモリ俱楽部のない金曜日の深夜はとても寂しいけれど、潔いタモリさんを見習って私も切り替えなくては・・・。

 タモリ倶楽部のことを書いた過去ブログのリンクを貼っておきます。よかったらどうぞ。