edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

ありがとう円楽さん「笑点」


スポンサードリンク

 六代目三遊亭円楽さんが2022年9月30日に亡くなった。ずっと「笑点」に帰って来るのを待っていたので、とても悲しい。

 10月2日に放送された「笑点」の前半で、円楽さんの名場面がたくさん流れた。「笑点」にとって、円楽さんの存在は大きかったなあとしみじみ思った。

 円楽さんが笑点メンバーになったのは1977年。当時は楽太郎さんだった。青学を出ているインテリでイケメンの落語家さん、という印象。それから、マラソンランナーの瀬古利彦さんに似ている、というのもよく言われていたような。あとは何といっても腹黒キャラ。ここ最近だと、林家たい平さんとの仲良し設定。たい平さんが「円楽っち」と呼んでいて、ほのぼのしていて好きだった。円楽さんもとてもうれしそうだった。

 円楽さんが病気療養中のあいだは代わる代わる、ゲストが登場した。一時的でも同じ人を起用しなかったのは、円楽さんが戻って来るとみんなが願って信じていたからだろう。でも新しいゲストが登場するたびに、私は円楽さんの不在を意識してしまい、寂しかった。

 円楽さんがいないと「笑点」がしまらない。円楽さんのピリッとした風刺や鋭いツッコミのない「笑点」は物足りないなあ。冗談とも本気ともつかない、昇太さんに司会の座を譲れ、というくだりも結構好きだった。

 正直なところ、円楽さんの席に誰が座るか、というのはまったく興味がない。円楽さんと同じくらい大喜利が出来る落語家さんって存在しているんだろうか。

 それよりも今はただ、円楽さんの大喜利を見て笑いたい。ありがとう、円楽さん。