edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

新しい風が吹いている「笑点」


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 今日の「笑点」はいつもと違い、全編若手落語家さんと笑点メンバーの大喜利だった。前半は漫才じゃないのか~と思いながら見始めたが、これがとても面白かった。

 ここ最近は、お休みしている三遊亭円楽さんの代わりに春風亭小朝さんや桂文珍さんが出ていて、それはそれで楽しかったけれど、どうしても円楽さんがいないんだな~と寂しくなってしまう。円楽さんは昔から腹黒キャラで、昇太さんの司会の座を狙っているという個性強めの存在。いないと笑点がしまらなくて、物足りないのだ。

 ところが、今日は円楽さんがいないことに気づかなかった。人数が多くてワイワイガヤガヤという雰囲気で、いつもとは違う並びだったのが功を奏したのだと思う。円楽さんの復帰は願っているけれど、いない間ずーっと寂しいなあと思いながら待つのはつらい。お休みしても円楽さんのことは忘れないから、こんなふうに楽しく円楽さんの復帰を待てたらいいなあ。

 私は落語は笑点を見るくらいなので、落語家さんのことはあまり知らないのだが、今日出演していた方々はふつうに大喜利に出られる実力があると思った。特に柳家わさびさんは桂歌丸さん似&面白い髪形で人気が出そう。近いうちにまたこの形式の大喜利を見たいなあ。円楽さん復帰まで毎週このメンバーでいいかもしれない、と半分本気で思っている。

 長寿番組なので、長年の笑点ファンも大切にしつつ、新規ファンも獲得していく。なかなか大変な道のりだと思うが、桂宮治さんが加入してきた頃から、笑点に新しい風が吹いているなあと感じている。

 私は司会が三波伸介さんのときからの笑点ファン。子供のときは楽しい林家木久蔵(今は木久扇)さんが好きで、大人になって桂歌丸さんの風刺が分かるようになり、今は三遊亭小遊三さんがイチオシ。

 最後に長年の笑点ファンとしてひとつお願いが。くれぐれも新しい視聴者を獲得しようと、女優さんやアナウンサーさんの大喜利コーナーを増やすことだけは止めてください。やっている方たちが無理してがんばっているのがこちらにも伝わってきて、あまり面白くないのです・・・

 早くコロナが収まって、今までのようにお客さんがいっぱい入ったホールで笑点ができるようになりますように。そうしたら私も見に行きたいなあ。