edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

僕、また音楽を再開するよ「カムカムエヴリバディ」#99


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 朝、るい(深津絵里さん)は居間に布団を敷いて寝ているひなた(川栄李奈さん)に「おはよう。」と声をかけた。ひなたは早朝のラジオの英語講座を聴くために居間で寝ることにしたという。

 るいは「あんこのおまじない」を唱えながら、小豆を炊いている。ひなたは、モモケンが算太から聞いたおまじないを唱えていたと話す。ひなたは、るいがおまじないをおばあちゃんから教わったと聞くと、おばあちゃんは誰から教わったのか、ルーツが気になっている。

 ラジオの英語講座が始まった。るいは講師の遠山先生の冒頭のあいさつから真似をしている。

 ひなたが商店街を歩いていると「ひなちゃん、おはよう。」と声をかけられた。小夜子(新川優愛さん)だった。小夜子は妊娠しており、今は「あかにし」に住んでいる。ひなたは「You are expecting.」と言い、小夜子のおなかを触らせてもらう。

 岡山から帰った桃太郎(青木柚さん)は、雪衣が作った梅干しをるいに、足袋をひなたに渡した。雉真繊維は学生服の会社だが、今も足袋を作っている。勇は時代劇が好きで映画村勤務のひなたに足袋をプレゼントしたかったのだ。

 そこに、錠一郎がトミー(早乙女太一さん)を連れて家にやって来た。錠一郎はきちんと座り直し、るいに「僕、また音楽を再開するよ。」と報告した。そして、ちょっと時間はかかるかもしれないけれど、僕がアメリカに連れて行くから、とも。るいはうれしくて泣き出してしまう。ピアノの講師も奈々が手配済みだ。るいはトミーにお礼を言い、治療のために積み立てたお金をレッスン費用にしてください、と涙を流した。

 ひなたはその夜、英語で日記を書いた。

 別の日の朝、るいに教わりながら、ひなたはあずきを炊いている。ひなたはおばあちゃんは和菓子屋を再建しようするなど進んでいる人だと言った。るいは最先端の人かもと言う。なぜなら進駐軍さんとアメリカに行ってしまったから。ひなたはそれを聞いてびっくり。ひなたはるいに安子のことをもっと詳しく知りたいと言う。

 ひなたは、家でも仕事の休憩時間もラジオ講座で英語を勉強した。くじけそうになると、虚無蔵(松重豊さん)の「日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ。」という言葉を思い出した。

 年の瀬に小夜子は男の子を出産。清子(松原智恵子さん)は亡くなる前にひ孫を抱くことが出来たのだった。

 そして春がやってきた。桃太郎は雉真の家から岡山の大学に通うことなった。学費はるいが受け取らなかったお金で賄うという。

 夏になり、錠一郎はピアニストデビュー。回転焼き屋の店先にコンサートのポスターが貼られた。るいは錠一郎のマネージャーとなり、多忙になる。るいの留守中はひなたが回転焼きを作っている。ひなたはるいから譲り受けた辞書を引きながら英語の勉強を続けている。今日はこれでおしまい。

 今日はいろいろなことが起こり、とても忙しい15分だった。なかでも一番悲しかったのは、清子が亡くなったこと。亡くなる前にひ孫を抱くことが出来たという表現だったので、危うく聞き流すところだった。清子は夫を戦争で亡くし、とても苦労したと思うが、晩年は穏やかで幸せだったのではないだろうか。

 桃太郎は京都を離れて岡山の大学に進学。きっと就職先も雉真繊維を見込んでのことだろう。勇の実の息子はどう思っているのかな、とちょっと気になるところだが、将来的に雉真繊維の経営は実の息子が、野球部は桃太郎が後を継ぐということで大丈夫と思うことにしよう。

 そして錠一郎のピアニストデビュー!私たち視聴者も待っていた錠一郎の復活。まだおもちゃのピアノを弾くところしか見ていないので、「トミーのトランペット X ジョーのピアノ」を早く見たい。明日あたり実現してほしいなあ。その暁にはベリーこと一子(市川実日子さん)にも見せてあげてね。

 今日の放送で、私が一番テンションが上がったのは、ラジオ講座の講師が遠山顕先生だったこと。私は2021年10月に終了した「遠山顕の英会話楽習」というラジオ講座が大好きだったので、思いがけないサプライズでうれしかった。私もオープニングのあいさつから声に出していたので、るいと同じだなあと笑ってしまった。

 ちなみに私は朝ドラと連動しているラジオ講座「カムカムエヴリバディ」を聴いているのだが、講師の大杉正明先生は私が中3のときに聞いていたラジオ「英語会話」の先生だったので、こちらも懐かしいと思いながら聴いている。

 さて、ドラマに話を戻そう。そういえば五十嵐(本郷奏多さん)はもう出てこないのだろうか。安子もるいもドラマチックな恋愛→結婚だったので、ひなたはどうなるのだろうと気になっている。

 ひなたといえば、ノストラダムスの大予言。1999年にノストラダムスは何も起こらなかったね、と五十嵐がひなたのところにやって来てプロポーズ、っていうのはどうかしら。ちょっと唐突すぎるかなあ・・・