edamameのテレビブログ

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大人の階段昇るひなた「カムカムエヴリバディ」#73


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 夕食の時間、ラジオからはH2Oの「想い出がいっぱい」が流れている。ひなた(川栄李奈さん)は「ミス条映コンテスト」のチラシを見せながら、コンテストに出る決心を家族に伝えた。るい(深津絵里さん)は「あほらし。夢みたいなこと言うてんと真面目に将来のこと考えなさい。」と反対するが、ひなたは本気だ。でもるいの「回転焼きのひとつもまともに焼けるようになってから言いなさい。」という言葉にひなたは何も言えなかった。

 るいが洗い物をしているところに錠一郎(オダギリジョーさん)がやって来た。コンテストの優勝賞金が50万円であること、ひなたは家計のことを考えているのではないかと、るいに話す。

 そこへひなたも来て、回転焼きがうまく焼けたらコンテストに出させてほしいとるいに頼み込む。るいはテーブルの上の以前ひなたが作った生地がはみ出た回転焼きを手に取って、「これがひなたなんやろね。」と言った。そして「やるんやったら本気で優勝目指しなさい。」と。ひなたはうれしくてるいに抱きついた。

 外で錠一郎がひなたの写真を撮っていると、吉右衛門(堀部圭亮さん)が写真を撮ってくれた。学校では一恵(三浦透子さん)と小夜子(新川優愛さん)が応募する写真を選んでいる。自己紹介文は小夜子が助けてくれると言う。吉之丞(徳永ゆうきさん)は「ひなたが優勝できるのは『ミスばっかりコンテスト』や。」とからかう。

 無事に書類審査が通った。ひなたが空き地でコンテストの優勝インタビューを答えている妄想をしていると、偶然一子(市川実日子さん)が通りかかる。そしてコンテストに出るならと、着物の着方、歩き方、茶道のお点前をレクチャーしてくれた。慣れない足袋に足が疲れるひなた。

 いよいよ本選の日。るいは店で回転焼きを売っている。店内のラジオからはミス条映コンテスト開催のニュースが流れてきた。るいは神棚に手を合わせる。

 ミス条映コンテストが始まった。審査員の紹介のあとに幕が開くと、舞台には着物姿のお姫様候補がズラリと並んでいる。座席から心配そうにひなたを見守っているのは一恵と小夜子、錠一郎と桃太郎。

 候補者たちは一人ずつ順番に自己アピールをしていく。そしてひなたの番になった。ひなたは緊張した口調で「大月ひなた18歳です。」と言った。今日はこれでおしまい。

 映画会社とコネがある人、すでに女優っぽいオーラを漂わせている人など、ひなたのライバルはかなり手ごわそうだった。とはいっても、こういうのは縁。ひなたのような素人っぽい感じが好まれるケースもあると思うので、明日は希望を持って結果を見ることにしよう。

 冒頭で流れた曲「想い出がいっぱい」には、「大人の階段昇る君はまだシンデレラさ」というフレーズがある。ひなたはまさに大人の階段を昇っている途中。まだちょっと幼さがあって頼りない感じのひなただけれど、さまざまな経験をして、しっかりした大人になっていく姿を応援したいと思う。

 それからふと気づいたこと。ヒロインがるいからひなたに交代したが、るいがひなたの母として出演しているので、もしかしたらこの先私はずっとるい目線でドラマを見そうな気がしてきた。ヒロインの母目線で見るドラマというのも面白いかもしれない。