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伴虚無蔵、回転焼き屋にあらわる「カムカムエヴリバディ」#74


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 ミス条映コンテストの自己アピールタイム。緊張のあまり言葉に詰まるひなた(川栄李奈さん)に、司会者が「どうして応募したようと思ったんですか。」と助け舟を出した。「それはもちろん大好きやからです。時代劇も映画村も。」とひなたは笑顔で答える。

 続いて演技審査が始まった。候補者が演じるのは茶屋の町娘。町娘が悪い男たちにからまれているところに、進之介という侍が現れ、男たちを追い払う。さらに進之介が町娘に愛の告白をするので、それに返事をするというやや強引な流れ。

 順番を待っていたひなたはびっくり。進之介を演じていたのは、なんと以前回転焼きを買いに来た態度の悪い男(本郷奏多さん)だった。

 ひなたは嫌な思いをこらえて舞台に上がった。劇は順調に進み、最後の進之介の告白の場面。ひなたは回転焼き屋での怒りがこみあげてきて「誰がお前なんかについていくかあ。」と進之介の刀を抜き取り、進之介を斬ってしまった。ひなたの演技に合わせて、進之介は舞台に倒れる。ひなたは我に返り、慌てて「進之介様~。」と駆け寄って、演技は終了。会場は笑いに包まれた。

 結局、ひなたは優勝できなかった。

 帰りに進之介役の男を見かけたひなたは、変なお芝居に付き合わせたことを謝った。すると、「回転焼きやの娘か。どうりでばかだと思った。」と言われてしまう。

 帰宅したひなたに錠一郎(オダギリジョーさん)は「落ち込むことないで。」と言葉をかける。桃太郎(野﨑春さん)は小夜子(新川優愛さん)に「小夜ちゃんも出ればよかったのに。会場で一番小夜ちゃんがべっぴんさんやったもん。」とませたことを言う。ひなたは、コンテストに落選したことがショックではなく、あまりショックでないことがショックだった。

 突然、回転焼き屋に伴虚無蔵(松重豊さん)がやってきて、回転焼きを一つ購入した。そして、るい(深津絵里さん)にひなたは在宅か尋ねた。たまたま店に出てきたひなたに虚無蔵は「明朝9時に映画村の橋へ参れ。」と言って、去って行った。

 城田優さんのナレーション。

 これがひなたの運命を動かす男 虚無蔵との出会いでした。

 That was how Hinata met Kyomuzo, the man who would change her destiny. 今日はこれでおしまい。

 ひなた、コンテストは優勝できなかったかあ。まあ、助けてくれた人の刀を奪ってその人を斬るというのは意味不明な行動なので、優勝するはずがない。でも、コンテストのシーンって冗長になりそうだなあと思っていたので、今日は予想外の展開でとっても面白かった。

 そして気になるのは伴虚無蔵。わざわざ出向いてひなたをスカウトしたのはなぜだろう。ひなたにキラリと光る才能を感じたのだろうか。それとも何か別の目的があるのか。明日、オープン前の映画村で一体何が始まるんだろう。

 コンテストの結果よりも、こっちが断然気になってしまう。今日が火曜日でよかった。金曜日なら週末が長過ぎるところだった。

 私の希望は、ひなたが映画村の専属女優として採用されること。好きな時代劇が仕事になったら楽しそう。通勤も近くて便利そうだし。明日の放送を楽しみに待つ。