edamameのテレビブログ

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算太、「サンタ黒須」と名乗る「カムカムエヴリバディ」#81


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 映画のオーディションを受けると言う虚無蔵(松重豊さん)にモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助さん)は「あの映画は虚無さんでなければヒットしたかもしれない。受けたところで恥をかくだけですよ。」と言う。

 休憩所のテレビから映画村のCMが流れていた。ひなた(川栄李奈さん)が見ていると、CMの振り付けをした男(濱田岳さん)がやってきた。モモケンに呼ばれたのだと言う。サンタ黒須と名乗るその男に、ひなたは「妖術七変化」は親子共演のはずだったのかと聞くと、サンタはそれには答えず、「妖術七変化」のリバイバル上映の券を2枚渡していなくなった。

 ひなたは一恵(三浦透子さん)を映画を誘うが、断られてしまう。それを聞いた五十嵐(本郷奏多さん)がその券を譲って欲しいと頼み込む。ひなたが冗談で土下座したら、と言うと本当に五十嵐が土下座をしたので、ひなたは慌てる。

 ひなたと五十嵐は二人で映画を見に行くことになった。るい(深津絵里さん)は「なんのめぐり合わせやろねえ。」と錠一郎(オダギリジョーさん)に話す。

 借りをつくりたくないと言って、五十嵐はひなたにポップコーンを渡した。映画が始まった。二人は殺陣のすごさに圧倒される。

 映画の余韻でボーっとしている二人は、家の前を通り過ぎてしまった。るいに声をかけられる。

 回転焼きを買わずに帰ろうとした五十嵐は突然倒れてしまう。原因はなんと空腹。ひなたの家で夕食をごちそうになる。五十嵐は東京出身で時代劇俳優になると家を飛び出してきたので、仕送りもないと言う。

 帰り際に、ひなたは五十嵐に回転焼きを渡す。五十嵐は怖くなってきたとひなたに話す。虚無蔵の殺陣を見て、自分には出来ないと感じていた。ひなたは「アラカンの50倍なんやろ。頑張り。応援してるから。」と言って、五十嵐を励ました。今日はこれでおしまい。

 ついにひなたと算太が直接会話をした。この二人、表面的には映画村の職員と振付師だが、実は算太はひなたの祖母の弟というそんなに遠くない親戚なのだ。算太が「サンタ黒須」ではなく、本名の「橘算太」と言っていたら、ひなたが「母方の親戚?」と思った可能性もあったのでかなり惜しかった。モモケン、早く回転焼きの差し入れを現場にしてくれないかなあ。それを食べた算太があんこの味でピンとくる、というのを見たいと思っている。

 トランペットのコンテストに不安だった錠一郎が気分転換にるいと見に行ったのが「妖術七変化」。たまたま招待券をもらって行ったものだった。世間の評判はあまりよくなかったが、錠一郎はその映画からコンテストに出る勇気をもらい、見事優勝。

 一方、オーディションの参考にするために五十嵐はひなたと「妖術七変化」を見た。虚無蔵の殺陣のすごさに圧倒された五十嵐は映画を見たことで逆に不安になってしまう。

 同じ映画を見て、勇気が出た錠一郎、不安になった五十嵐。一緒に映画をみたるいは錠一郎と結婚したが、五十嵐とひなたは・・・。

 るい編のときに「妖術七変化」の描写が多くて、そんなに興味ないんだけどなあと思って見ていたのがここで重要になってくるとは。この展開、おそるべし。

 でも、当時この映画は駄作と言われ、誰も虚無蔵の殺陣の素晴らしさは伝えていなかった。テレビスターの2代目モモケンが蹴った映画を高く評価するな、という忖度でもあったのかなあ。なんだか深い闇がありそう。これもぜひ明らかにしてほしい。

 今週の放送はあと一日。オーディション、明日やるのかなあ・・・算太とるいの再会はあるのかなあ・・・

 錠一郎とるいが「妖術七変化」を見た日のブログのリンクを貼っておきます。よかったら復習にどうぞ。

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