edamameのテレビブログ

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続・どうなる?ひなたと五十嵐「カムカムエヴリバディ」#90


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 朝、桃太郎(青木柚さん)は学校へ行こうとしていた。桃太郎はひなた(川栄李奈さん)のことが心配だが、るい(深津絵里さん)は朝練頑張ってと明るく送り出す。

 五十嵐(本郷奏多さん)が稽古場で雑巾がけをしていると、虚無蔵(松重豊さん)がやって来た。五十嵐が謝罪と今までのお礼を伝えると、虚無蔵ははなむけに刀を贈った。一生の宝とせよ、と。

 ひなたは涙が止まらない。るいはおかゆを持って、ひなたの部屋に入った。ひなたは自分の気持ちをが五十嵐を苦しめていたことに気づいていなかったとるいに話す。

 錠一郎は映画村の休憩所に五十嵐を訪ねた。五十嵐はひなたと別れることになってすみませんと謝った。錠一郎は僕も夢があったんや、と話し始めた。そして、トミー北沢(早乙女太一さん)のCDを五十嵐に見せた。自分の叶えられなかった夢をすべて叶えているのが友達でもあるトミー北沢。錠一郎はトミーのCDを一度も聞くことができないでいた。錠一郎は五十嵐がひなたを大事に想っていることは理解しており、だからこそ、ひなたの前から消えたい五十嵐の気持ちも分かっていた。

 るいは優しい声で「On the Sunny Side of the Street」を歌う。泣いていたひなたはいつの間にか起き上がる。ひなたの名前の由来になった曲だと知って、ひなたはちょっとびっくり。

 錠一郎は五十嵐に「自分の選んだ道ならそれがきっとひなたの道になる。」と言い、五十嵐と握手をした。るいはひなたに「きっと人生は輝くよ。」と伝え、部屋を出ていった。ひなたは部屋にある刀を「たぁっ!」っと言いながら振り下ろした。今日はこれでおしまい。

 トミーが有名なトランペット奏者になっていたとは知らなかった。そして、錠一郎がトミーのCDを買っていることも、買ったCDを一度も聴いていないことも。自由気ままに生きている雰囲気を醸し出している錠一郎だが、やっぱりトランペットに対する思いは特別なんだなあとハッとする。

 また、ひなたが自分の名前の由来となった「サニーサイド」を知らなかったことも衝撃だった。錠一郎がトランペットを吹けなくなってからずっと大月家ではジャズを封印していたと思うと、その状況が重すぎて何も言えない。

 それなのに、錠一郎はトミーのCDを持って、映画村まで五十嵐に会いに行った。しかも、娘のひなたのためではなく、夢破れてひなたの前から消えようとしている五十嵐のために。錠一郎にとって、今こそずっと聴いていなかったトミーのCDを聴くときなのかもしれないなあ。帰りに「あかにし」に寄って、売れ残りのCDプレーヤーを買ってCDを聴こう。そうすれば、錠一郎の過去が解き放たれて、一気に未来が拓けそうな気がする。

 ひなたと五十嵐はどうなるだろう・・・ずっと二人の掛け合いを見てきたので、結婚すればいいのにと思っているが、現状では難しそう。

 稔(松村北斗さん)と安子(上白石萌音さん)のときも、錠一郎とるいのときも結婚にたどりつくまでは苦難の道のりだったなあ。結婚するときのゴタゴタは遺伝しなくていいのにねえ・・・