edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

ハッピーニュースのオンパレード「カムカムエヴリバディ」#62


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 イワシが売り切れていたからと、錠一郎(オダギリジョーさん)は魚屋に勧められるまま鯛を買ってきた。トランペットしか知らない錠一郎との金銭感覚のズレを、るい(深津絵里さん)はお点前をいただきながら一子(市川実日子さん)に愚痴る。

 回転焼き屋の手伝いをしてもらうにしても、錠一郎は焼くことも生地作りも店番もうまく出来ない。「配達は?」と聞く一子。そして、結婚式のデザートとして200個の回転焼きを注文したいと言う。「誰の?」と不思議に聞くるいに「私の。」と答える一子。卒業してすぐに日本舞踊のお師匠さんとお見合いをして結婚が決まったらしい。

 るいは錠一郎に「自転車買わへん?」と提案する。大口の配達のためとるいは説明するが、本当は錠一郎が出来ることを模索していた。

 るいと錠一郎は荒物屋「あかにし」で自転車の相談をしていた。そこへそば処「うちいり」の初美(宮嶋麻衣さん)が出前を届けに来た。自転車を買い替えたから古い自転車をもらって欲しいと言う。さっそく自転車の大きさを確認することになったが、錠一郎は自転車の乗り方さえ分からなかった。

 森岡(おいでやす小田さん)が回転焼きを買いに来た。奥さんばかり働いている様子を見て、るいの身体を心配している。錠一郎本人もそれは感じているようで、何にもできない自分と結婚して後悔してるかとるいに聞く。るいはそんなことをもういっぺんでも言ったらすぐ離婚やで、と冗談交じりに言って笑った。

 錠一郎は近所の川岸で子供たちに囲まれながら練習を続けているが、まだ自転車に乗れそうもない。るいは「あかにし」で回転焼き200個が入る箱を清子(松原智恵子さん)と選んでいる。そこへまた初美がやって来た。吉右衛門(堀部圭亮さん)とうまく行くといいなあと清子は思っている。そのとき、突然、るいが倒れてしまった。

 吉右衛門は川岸に走り、錠一郎にるいが倒れたと伝えた。慌てた錠一郎は自転車に乗って家に向かう。少しふらつきながらも初めて自転車に乗れたのだった。周りの男子小学生はそれにびっくり。

 錠一郎が帰宅するとるいは居間で休んでいた。お医者さんに診てもらったところ、「ただの睡眠不足」と「おめでた」だという。突然の報告に錠一郎は驚き、るいのお腹を触りながら、「僕お父さんになれるかな。」とつぶやく。「なれるよ。なってあげて。」とるいは言うが、実は自分もお母さんになれるかちょっと心配している。

  病院の待合室。落ち着かない様子で錠一郎が椅子に座っている。テレビからは桃山団五郎が二代目桃山剣之介を襲名したというニュースが流れている。そこに産声が。錠一郎はその声のほうに駆けていった。

 城田優さんのナレーション。 

 春が来て、るいは女の子を産みました。

 Another spring has come, and Rui has given birth to a baby girl. 今週はこれでおしまい。

 京都での新婚生活が始まったと思ったら、もう赤ちゃん誕生。今日のあまりのジェットコースター的展開にちょっと追いつくのが大変だったけれど、全部素敵なお話だったので満足している。

 さて、第62話に出てきた出来事を箇条書きにしておこう。

・一子、日本舞踊のお師匠さんと結婚

・一子、結婚式デザート用に「おおつき」の回転焼きを200個注文する(「おおつき」にとっては次につながるビジネスチャンスでもある。)

・荒物屋「あかにし」の吉右衛門とそば処「うちいり」の初美は結婚の予感

・錠一郎が自転車に乗れるようになった(バランス感覚がよくなってトランペット吹けるようにならないかな・・・)

・るいと錠一郎に女の子が誕生

 お蕎麦屋さんの初美はどこかで見たことがあると思ったら、吉兵衛の妻・清子役の女優さんだった。これはもう吉右衛門と結婚確定だろう。安子編では吉兵衛&清子、るい編では吉右衛門&初美、同じ俳優さんが演じていて面白い。

 来週は新米パパ&ママ&赤ちゃんのほのぼの生活が描かれるのかなと予告を見たら、な、なんと、年代が1965-1976。5日間で11年も進んでしまうらしい。おっとり新妻のるいがしっかり者の母になっていくのか、おっとりのままなのか、錠一郎はトランペットが吹けるようになるのか、無職のままなのか、新たな道を見つけるのか。

 錠一郎はるいの夫だけれど、実際は息子のように手がかかる。母になると途端にいそがしくなるから、もうちょっとしっかりしてくれるといいんだけどなあ。錠一郎、「僕、お父さんになれるかな。」なんて言ってる場合じゃないよ。名実ともにお父さんになってくれ。