edamameのテレビブログ

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諦めそうな錠一郎、諦めないるい「カムカムエヴリバディ」#58


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 豆腐を買いに街に出たるい(深津絵里さん)は偶然錠一郎(オダギリジョーさん)に会うが、一方的に別れを告げられた。帰宅したるいは食事も摂らずに部屋に閉じこもってしまう。

 ジャズ喫茶では、木暮(近藤芳正さん)は「諦めるな。」と錠一郎を励ましている。錠一郎はトランペットが吹けないことを誰にも知られたくない。錠一郎はトランペットを木暮に預け、旅館に泊まった。そして同行する奈々(佐々木希さん)に自分のことはもういいから東京に帰って欲しいと言う。奈々は大阪で錠一郎の代わりの人材を見つける仕事があると言い、錠一郎に何かあったら連絡するようにメモを渡して旅館を出た。

 旅館の部屋に突然トミー(早乙女太一さん)が入ってきた。トミーは錠一郎が女にうつつを抜かしていると思い、怒りをぶつける。

 ジャズ喫茶へクリーニングを配達しようとするるいに、和子(濱田マリさん)は「行かんでええ。」と言う。るいの様子がおかしいことを和子は分かっていた。「心配なんや。」という和子の言葉にるいはすすり泣く。

 ジャズ喫茶のトミーの演奏もいつもと違っていた。ベリー(市川実日子さん)とトミーが話しているところに奈々がやって来た。事実を錠一郎から聞いたトミーは奈々に「錠一郎をゴミみたいに捨てやがって。」と怒りをあらわにする。ちょうどそのとき、平助(村田雄浩さん)がクリーニングを届けに来ており、会話を立ち聞きしていた。帰宅した平助はるいと和子にそれを話す。

 るいはジョーのいる旅館へ。一緒に泣きたかった、苦しみたかったとるいは言うが、錠一郎はるいがそう言うと分かっていたから言えなかったと話す。そしてるいを不幸にしたくないと自分から遠ざけようとしていた。るいは「何が私の幸せか、勝手に決めんといて。」と言い返すも、部屋から追い出されてしまう。

 ベリーがクリーニング店にやって来た。るいが元気か気になっているベリーに、るいは「私は大丈夫です。諦めへんて決めたから。ジョーさんのこと。ジョーさんと幸せになること。」とはっきり答えた。今日はこれでおしまい。

 まずは誤解が解けてよかったと思う。お互い、相手を気遣い過ぎているのかなあ。るいは錠一郎の迷惑にならないように手紙をずっと書くのを止めていたし、錠一郎はるいを苦しませたくないと自分がトランペットを吹けないことを黙っていた。不器用というか、なんというか。

 でもここにきて、るいに変化が出てきた。錠一郎と幸せになりたいという強い意志。今日は城田優さんの英語のナレーションはなかったけれど、「Where there is a will, there is a way.(意志あるところに道は開ける。)」ということわざがしっくりくると思った。

 なにがどうなったらあの予告につながるのか、今日の時点では全然予想がつかないけれど、るい主導で道は開かれていきそうだ。月曜日と火曜日の放送は見たほうがいいとオダギリジョーさんが「土スタ」で言っていたので、明日はジェットコースター的な展開の予感。火曜日にいきなり起承転結の「転」が来ると心の準備をしてテレビを見よう。