edamameのテレビブログ

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安子とるい、岡山に戻る「カムカムエヴリバディ」#26


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  玄関で正座をして待っていた美都里(YOUさん)が、最初に安子(上白石萌音さん)に言った言葉は「安子さん、帰って来てくれてありがとう。」だった。

 安子とるいが住むのは、出て行く前と同じで、稔(松村北斗さん)の部屋。そして家の女中さんはタミ(西川かの子さん)から雪衣(岡田結実さん)に代わっていた。雪衣は気が利くと勇(村上虹郎さん)も安心して家のことをまかせている。千吉(段田安則さん)は安子に何にも心配することはないと言う。

 ある日、安子は生まれ育った朝丘町を訪ねると、親友のきぬ(小野花梨さん)が豆腐屋で働いていた。久しぶりの再会に抱き合う二人。きぬは疎開先で知り合った陽気な力(小林よしひささん)と結婚していた。大阪でるいとふたりで暮らしていた生活が恋しいとこぼす安子に、きぬは岡山でもるいと歌って笑っておはぎを作って暮らすことはできると励ます。

 安子が出かけているあいだ、家では雪衣がるいの世話をしていた。勇が帰宅し、るいとキャッチボールをして遊ぶのを眺める雪衣。その後安子が帰宅すると、勇と安子とるいでキャッチボールを始める。三人の楽しそうな声を聞きながら、部屋で雪衣は黙々と家事をしている。

 そしてナレーション。安子はこれまでと変わらないるいとの関係がいつまでも続くと思っていました。Yasuko believed that the bond she shared with Rui would last forever.今日はこれでおしまい。

 恐怖の館に帰ると身構えていた安子に拍子抜けするぐらい平和な展開。美都里は安子に暴言を吐かないどころかお礼を言うし、雪衣も安子に親切だし、勇も変わらずいい奴だ。

 でも、なんだか雲行きは怪しい感じ。気が利くと勇が大絶賛している雪衣は絶対に裏の顔がある。もしかして雪衣は勇のことが好きなのかもしれない。でも勇は雪衣のことは女中としてしか見ていないし、勇が安子のことが好きなのは誰が見たって分かる。

 安子、暇だからとるいを雪衣に預けて外に行ってばかりいたらダメだよ。出かけるならるいも一緒に連れて行かないと、るいが雪衣に洗脳されちゃう・・・

 安子と雪衣は年齢も近そう。女中として仕える相手が同世代の同性って、いろんな感情が湧き上がりそうだなあ。タミさんなら公私は完全に切り分けて働けそうだけど、まだ若い雪衣にそれは難しいと思う。しかも安子はちょっと鈍感なタイプだから、無意識のうちに雪衣の感情を逆なでしないか心配だ。

 そして今日一番びっくりしたのはよしお兄さんの登場!小林よしひささんがきぬちゃんの旦那さん役で出てきたときは、「この見覚えのある人は誰だっけ?」と一瞬頭がグルグルした。よしお兄さん、俳優さんもなかなかいい感じではないか。ちょっと演技がオーバーなのは「おかあさんといっしょ」の雰囲気を醸し出す演出なのだろう。

 落ち着いているきぬちゃんと陽キャな力さん、なかなかいいカップルだなあと思う。明日もこの夫婦の出番があるといいなあ。安子のこと、助けてあげてね。