edamameのテレビブログ

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久しぶりの幸せ回「カムカムエヴリバディ」#23


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 日中はるいをおんぶしながら芋アメを売り歩き、午後6時30分はよその家から流れてくるラジオの英語講座を立ち止まって聴くのが日課になった安子(上白石萌音さん)。ある日、安子はその家の主婦・澄子(紺野まひるさん)に声をかけられた。注意されると思った安子は慌てて売り物の芋アメを渡してお詫びをし、逃げるようにその場を立ち去った。

 芋アメを美味しく作るために安子は乾燥麦芽を入れることを思いつき、芋アメはより売れるようになる。でも、乾燥麦芽はコストがかかるので、安子の食事はおろそかになっていった。

 街では夕方になるとほとんどの家からラジオの英語講座が流れてきた。講師の平川先生(さだまさしさん)の声は温かく、人々の心をひきつけていた。安子もその声を聞きたくて仕事が終わるとラジオが流れている場所を探していた。

 偶然家の外にいる安子を見つけた澄子は声をかける。以前もらった芋アメが美味しくて、子供たちがまた食べたいと言っているという。ところが、アメを渡そうとした安子は気を失って倒れてしまう。目が覚めると安子は澄子の家にいた。澄子はとても親切で、安子にも食事を用意し、夕方も家に入ってラジオを聴いてよいと伝える。

 安子は休ませてもらったお礼に子供の服を繕う。その縁で安子は繕い物の仕事を澄子から紹介してもらえることになった。安子は繕い物のおまけに芋アメをつけた。そしていつしか芋アメを売り歩く必要はなくなり、注文だけで生計が立てられるようになっていった。

 いつものように安子が芋アメを作っていると、るいが「カムカムエヴリバディ」と口ずさんだ。うれしくて安子は写真の稔(松村北斗さん)に報告する。るいが初めてしゃべった言葉は「カムカムエヴリバディ」だった。

 今回は久々の幸せ回だ。戦後の混沌とした時代に澄子のような女神様がいるなんて。昨日は「証城寺の狸囃子(英語ver.)」を聞いただけで現状が好転するとは思えないと思っていたが、奇跡みたいなことは起こるんだなあ。

 そしてまさかのドラマタイトルがるいちゃんが初めてしゃべった言葉だったという驚き。今日の放送を見て、このドラマタイトルにぐっと親しみを感じるようになったのは私だけではないはず。

 英語講座の平川先生はさだまさしさんが演じている。声の良さ、歌のうまさはすでにみんなの知るところだが、英語の発音もクセがなくてきれい。ラジオの講師役なので声のみの出演だけれど、いつか画面でもお目にかかれる日がくるといいなあと思っている。

 今週は残すところあと2回。このまま穏やか路線で終わってくれるのだろうか。安子には今まで試練が多過ぎたから、また何か起こるんじゃないかと気が気でない。これが杞憂でありますように・・・

 

※以前さだまさしさんについて書いたブログのリンクを貼り付けました。よかったらこちらもどうぞ。

edamametime.hatenablog.com