edamameのテレビブログ

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稔パパ登場!「カムカムエヴリバディ」#24


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 お米、砂糖、小豆などが少しずつ手に入るようになってきた。安子(上白石萌音さん)はおはぎやおまんじゅうを作って売り、るい(中野翠咲さん)とつつましく暮らしていた。倹約してラジオも購入している。

 ラジオから7年ぶりに甲子園で野球大会が開催されるというニュースが流れてきた。それを聞いて、安子は勇(村上虹郎さん)を思い出し、今どうしているか気になっている。

 ラジオで英語講座を聴くのは安子とるいの習慣になっている。講座から流れてきたのは楽しそうなお父さんと子供の会話。安子はそれを聴いて、もし稔(松村北斗さん)が生きていたらと想像して悲しくなってしまう。るいに「悲しいん?」と聞かれた安子は「るいがおるんじゃもん。な~んにも悲しいこたあねえよ。」と答え、るいの頭を優しくなでる。

 仕事では大口の取引が舞い込んだ。住吉の岡野商店に毎朝200個のおはぎを卸すことになったのだ。歩いてお店に届けようとしたら、あまりの遠さにるいは途中で歩けなくなり、おぶって届けることになった。次からは自転車に荷台をつけて運ぶことに。自転車に乗ると稔から自転車の乗り方を教わった甘い思い出がよみがえる。

 家賃の支払いのときに大家さんのくま(若井みどりさん)は安子に「よう頑張ったな。雉真くんもそない言うて笑てると思うなあ。」と労いの言葉をかける。るいはお父さんがどんな人か気になる年ごろになり、安子は稔が「るい」という名前に込めた思いを伝えた。

 安子とるいが散歩から帰ると玄関に男性の姿があった。安子が声をかけると男性が振り向いた。千吉(段田安則さん)だった。今日はこれでおしまい。

 稔パパ、優しくてカッコよかったなあ。稔が生きていたらこんなふうに幸せな時間が流れていたんだろうなあと思ったら、涙が出てきた。戦争は絶対にやってはいけない、とこのシーンを見て強く思う。

 それから今日の安子は、やけにセンチメンタルで稔や勇のことを思い出すなあと思っていたら、最後に理由が分かった。全部千吉登場の伏線だったのね・・・

 千吉の表情を見ると、あんまり楽しい知らせではなさそうだ。安子がやっと手に入れたるいとふたりのつつましくも幸せな暮らしが、千吉の登場で壊されそうな気がしてならない。そして明日は金曜日。次週に続く衝撃の展開があるんだろうなあと身構えてしまう。でも、何があっても、どんなことになろうとも、安子にはるいちゃんがいる。きっと大丈夫と信じて、明日は見よう。