edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

朝が来るのが待ち遠しいな「カムカムエヴリバディ」第2週前半


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 安子(上白石萌音さん)は、大阪の大学に通う稔(松村北斗さん)と文通をしていた。人々は遠いところで起こっている戦争が少しずつ日本に近づいているのを感じながらも、どうすることもできずに暮らしている。そんな不安な日々に、稔から届く手紙は安子の心の支えになっていた。

 砂糖が配給制になってしまい、「たちばな」では和菓子が十分に作れなくなっていた。そんなときに、ダンサーになると言って大阪に行った安子の兄・算太(濱田岳さん)が突然の帰宅。ダンスホールが閉店したと言う算太だったが、実は借金をしており、取り立て屋に追われていた。怒った父の金太(甲本雅裕さん)は算太を勘当してしまう。

 16歳の安子にお見合いの話がやって来た。相手は砂糖の生産会社の次男。安子がその人と結婚すれば、砂糖が手に入ってお店の経営は安定するだろう。稔と文通していることを知っている母・小しず(西田尚美さん)は安子に「無理しないで」と言う。

 次の日の早朝、安子は夕方には戻るという書き置きを残し、家を出て行った。向かったのは稔がいる大阪。

 手紙の住所を頼りに安子は稔の学生寮にたどり着くが、玄関でおしゃべりな寮のおばちゃんにつかまってしまう。そこへ授業が終わった稔が帰って来た。

 映画を見たり、食事をしたり、夕方の川辺を散歩をしたり。二人は久しぶりのデートを楽しむ。汽車の時間になり、駅で別れる二人。

 悲しくて、帰りの車内で安子はずっとすすり泣きをしている。汽車が岡山に到着。降りようとした安子の前に突然稔が表れた。今日はここまで。

 安子は砂糖生産会社の次男と結婚する覚悟を決めたのだと思う。だからお見合いをする前に、大好きな稔が住む場所に行っておきたかったのだろう。でも、運よく稔に会えて、デートもしてしまった。お見合いの話がなかったら安子は大坂には行っていないので、これはもう運命が動き始めているということ。

 今週は安子をめぐる稔vs勇の兄弟対決だとばっかり思っていたのに、水曜日の時点では何も起こっていない。きぬちゃん(小野花梨さん)だったら勇の気持ちにもとっくに気づいていると思うが、安子は本当に気づいていない。安子は稔と大阪デートしちゃったから、もう勇に勝ち目はなさそうだけど、どうなるのだろう。

 恋の行方も気になるが、太平洋戦争も気になる。戦争が始まる前の不穏な雰囲気(英語NGとか砂糖の規制)はあまり知らなかったので、「カムカムエヴリバディ」を見て戦前もしんどかっただろうなあと想像する。こうやって少しずつ不自由になっていって、ついに戦争が始まってしまうのか。そして、登場人物も出征してしまうのだろうか。どうか悲しいことが起こりませんように。

 大好きなAIさんの主題歌「アルデバラン」もYouTubeで公開されていた。朝ドラの「アルデバラン」はカラフルだけれど、YouTubeの「アルデバラン」はモノクロ。とてもおしゃれなMVだった。

 今年の紅白、あんまり楽しみがなかったけれど、AIさんが「アルデバラン」を歌うならすごく見たい。朝ドラの主題歌と言えば、私は中島みゆきさんの「麦の唄」がダントツで好きなのだが、「アルデバラン」も同じぐらい好きになりそうな予感。

 朝ドラにはまると毎日が楽しくていいものだな~。早く朝が来ないかなあ。