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安子の結婚相手は誰?「カムカムエヴリバディ」


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 夜遅くに帰宅した安子(上白石萌音さん)。そしてその後ろには稔(松村北斗さん)がいた。大阪の駅で安子を見送った稔は、様子がいつもと違う安子が心配になり、急行に乗って後を追いかけていたのだった。そして、泣いている安子から砂糖生産会社の次男とお見合いをする話を聞き、安子の家にやって来たのだった。

 稔は安子の父・金太(甲本雅裕さん)に砂糖生産会社の息子と安子が政略結婚しても戦争が始まろうとしている状況下では意味がないこと、そして安子への真剣な思いを伝えた。稔は誠実な好青年だと金太は思うが、和菓子屋の跡取りの安子を嫁に出すわけにはいかないと言う。

 安子の家を出た稔は実家に泊まることにした。夜遅いのに、庭では弟の勇(村上虹郎さん)が素振りの練習をしていた。母の美都里(YOUさん)は稔の帰宅に大喜び。

 次の日、稔は勇とキャッチボールをしていた。すると突然勇が「兄さん、兄さんは気づいてねえ思うけど、わし、あんこのことが好きなんじゃ。」と言う。これで今回はおしまい。

 そうだった。お見合いの話で忘れていたけれど、勇も安子が好きだったんだ。すでに稔と安子はお互いの思いを伝えあっている状況なので、勇に勝ち目はなさそうな気がする。でも、勇は次男という強みがある。雉真繊維の次期社長になる稔は、和菓子屋の婿入りは不可能だが、勇なら問題ない。いやいや、そんな条件で結婚相手を決めたらいかん。

 明日は金曜日、つまり第二週の最終日。明日で決着がつくとは到底思えないけれど、このドラマは100年を6ヵ月でやるのだから、可能性はなくはない。でももうすぐ戦争が始まるので、運命のいたずらに翻弄されてしまうかもしれない。

 和菓子屋さんがつぶれてしまったら家を継ぐ責任はなくなり、稔と結婚できるけれど、それはそれでつらい。勇と結婚したら、お正月とかに稔と顔を合わせるのがしんどいだろう。どちらかが出征し、戦死してしまうという悲しいストーリー展開も想像できる。でも、いろいろ予想しても、ハッピーな結論はひとつも見つけられない。未来を思うと気分が暗くなる・・・戦争、早く終わってくれ。

 どうでもいい話だが、稔の父・千吉役の段田安則さんが岸田首相に似ているという書き込みを見てからというもの、千吉が出るたびに「あんまり似ていないな」とか「眼鏡かけたら似てるかも」とか思うようになってしまった。こんな邪念は捨ててドラマに集中せねば。

 それと、稔の母はあんなに「長男LOVE」で大丈夫だろうか。「サムライカアサン」のよい子(城島茂さん)も相当な過保護だけれど、それよりも重症な感じがする。兄ばかりかわいがって、弟はほったらかしというのは、のちのち要らぬ問題を引き起こしそうで怖い。

 戦争が終わって、城田優さんの流暢な英語のナレーションが聞きたいなあ・・・その前にまずは安子の結婚相手を見届けよう。