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名言出ました!中学受験は課金ゲーム「二月の勝者」第4話


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 桜花ゼミナールのGW特別講習の申し込みが始まった。一番下のRクラスにいる武田勇人(守永伊吹さん)の家では、母・香織(星野真里さん)は講習に申し込みをしたいと思っているが、父・正人(塚本高史さん)はスマホゲームに夢中で会話もろくに出来ない状況のため、まだ申し込みをしていない。

 校長の黒木(柳楽優弥さん)からGW特別講習を全員受講させるというノルマを課された佐倉(井上真央さん)は勇人の両親と面談をセッティングするが、正人は仕事を理由に欠席すると連絡が入る。

 家庭の事情もあるから強制的にGW特別講習の参加の必要はないと考える佐倉では話にならないと、黒木は桂(瀧内公美さん)に香織に話をするように指示をする。桂は夫の協力が得られない香織に寄り添いながらも、夫婦は意見が一致しないと中学受験は失敗すると焚きつけて、特別講習の申し込みをさせようとしていた。

 桂と面談をして勇人の受験にスイッチが入った香織は、残業をして塾代は自分で稼ぐと正人に宣言し、ゲームに課金するなら子供に課金してと怒りを爆発させる。

 残業している香織の代わりに講習の申込書を持ってきた正人に黒木は声をかける。正人は申込書を持ってきたものの、完全に納得してはいなかった。黒木はまずスマホゲームの話をして会話を盛り上げ、中学受験は課金ゲームと似ている、このタイミングで勇人にお金をかけてみてはと言う。黒木と話をしたことで、正人は納得できた様子。

 また、黒木は親へのアドバイスだけでなく、Rクラスの子供たちへの指導も的確だった。算数の模擬テストで分かる問題からやるように指導する佐倉のやり方にダメ出しをし、テストの後半の問題を破り捨てて、前半だけをやるように指導したのだった。

 かなり思い切ったやり方だが、これにより問題数が少なくなり、焦りがなくなった子供たちはケアレスミスが減り、今までより10点も高い点が取れるようになった。10点点数が上がると子供たちの勉強へのモチベーションが格段にアップ。遊ぶ時間欲しさに宿題の答えを丸写ししていた勇人は、自分で宿題をやるようになっていた。そして今まで宿題の答えを写していたことを正直に佐倉に伝え、謝った。

 先週は親が心配するほど夜遅くまで勉強する子の話で、今週は宿題さえやるのが億劫な子の話。本当に中学受験は十人十色だなあと思う。子供もいろいろだし、親もいろいろ。

 勇人のお父さん役の塚本高史さんは、本当にゲーマーみたいだった。こういうお父さん、いかにもいそうな感じ。

 珍しくドラマを見ていた高校生の息子が塚本さんを見て「『青山(=刑事七人での役名)』と全然違う役を演じていてすごい」と言った。俳優さんがいろんな役を演じるのはふつうのことだと思っていたけれど、改めて考えると確かにそうかもしれない。私がドラマの世界に没入できるのは俳優さんの演技力があってこそ。

 このドラマは賢い子と下位クラスの子が交互に登場してくるので、来週は賢い子のストーリーになるもよう。上位クラスの子の話は重たそう・・・あんまり深刻にならないといいなあ。