今回ははてなブログのお題でブログを書きました。いつもより長文&昔の番組ですが、もしよかったらお付き合いくださいませ。
テレビっ子だった私は、テレビを見て育った。テレビを見てたくさん笑い、テレビの画面に映る知らない世界にワクワクした。今の私を形成したといっても過言ではないテレビ。1972年生まれの私が大好きだった、影響を受けたテレビ番組を10個挙げてみる。
「好きなテレビ番組10選」
キャンディキャンディ
欽ちゃんのどこまでやるの!
ニュースステーション(金曜チェック)
小さい頃に祖母の家で見た、兼高かおるさんの旅番組。美しい海外の映像が魅力の紀行番組なのだが、私はナレーションで兼高さんが「・・・ですの。」といったふだん聞いたこともないような上品な言葉遣いをしていたことと、見たこともない文字(=英語)が画面下に表示されていたことが面白くて大好きだった。
キャンディキャンディ
私がもう一度見たいアニメ。キャンディが明るくたくましく生きていく姿が好きだった。小さいときに見た記憶と、小学校高学年になって再放送を見た記憶が混ざっているが、どちらにしても「スザナはずるい」や「だったら意地悪しないでよニール」という幼い感想しか持っていないので、今自分がどう思うのか知りたくてものすごく見たい。
小学生のときに毎週楽しみに見ていた。もうこれを超える刑事ドラマはないと確信している。暴力団vs七曲署の話が多いので、今の時代にはそぐわない感じかもしれないが、神田正輝さんと渡辺徹さんのドックとラガーのコンビは最高にかっこよかった。母や妹たちにも推しがいて、殉職シーンは本当に悲しかった。
欽ちゃんのどこまでやるの!
ほぼ毎日欽ちゃんの番組を見て育った私が一番好きだったのが水曜日の「欽どこ!」。特に小堺一機さんと関根勤さんのクロコとグレコのコーナーが楽しみだった。あとは「村の時間の時間です。」の斎藤清六さんや見栄晴さんの牧歌的な雰囲気が好きだったなあ。「めだかの兄妹」や「もしも明日が・・・」は今でもたぶん完璧に歌えると思う。
歌のランキング番組だが、他局の歌番組と一線を画しているのは久米宏さんと黒柳徹子さんの軽妙な掛け合い。歌手がスタジオに来るのか、別の場所から中継なのか、来ないのか、臨場感あふれる生放送にワクワクした。いつも欠席の松任谷由実さんの「守ってあげたい」ってどんな曲なんだろうってずっと思っていたなあ。
クイズに正解し続けたら最後はニューヨークまで行かれるという夢のような番組だった。バラマキクイズやじゃんけんといった運の要素が大きいチェックポイントもあり、「運も実力のうち」というのを子供ながらに理解した。この番組のおかげでヒューストンとかメンフィスとか、アメリカの地名に詳しくなったと思う。
独眼竜正宗
時代劇は好きだったが、歴史や戦に興味がなかった私が、初めて一年間通して見た記念すべき大河ドラマ。渡辺謙さんの伊達政宗は美しくてかっこよかった。浅い知識しかなくても夢中になって見ていたのだから、今見たらどれだけ楽しいかと思ってしまう。たまに朝ドラの再放送は見かけるけれど、大河も再放送してくれたらいいのになあ。
ニュースステーション(金曜チェック)
ニュースって面白いんだ!と目から鱗が落ちた報道番組。金曜日には「金曜チェック」という心理テストのようなコーナーがあって、劇団「夢の遊民社」の寸劇が楽しみだった。歌番組とバラエティばっかり見ていた中学生の私が、大人になった錯覚を味わった。ニュースを見る習慣ができたのはこの番組のおかげ。
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、野沢直子さん、清水ミチコさんの土曜の夜の30分のバラエティ番組。本当にこの番組が好きで、放送が待ち遠しかったのを覚えている。一番好きだったキャラクターは清水ミチコさん演じる舌足らずの「みどり」。オープニングがバラエティっぽくなくておしゃれだったのもよかった。
よく再放送されていたが、毎回見て毎回楽しんでいる。お仕事&恋愛ドラマでこれを超えるドラマは生まれないかもしれない。開発した「ねずみ鉛筆」がひょんなことから爆発的に売れていくシーンは何回見てもテンションがあがる。図々しくも同学年の深津絵里さんに自分を重ねて見ている。主題歌「キラキラ」を聞くだけでもキュンとする。
ブログを書きながら、番組を思い出し、当時のことを思い出し、懐かしい気持ちでいっぱいになった。もし私のブログを読んで、楽しい想い出がよみがえってきたという方がいたらうれしい。