edamameのテレビブログ

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秋の夜長にミステリーはいかが「真犯人フラグ」


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 いつものように仕事を終えて、夜家に帰ったら、妻と子供たちがいなかった。炊飯器を開けるとご飯は炊いてある。もしかして映画を見に行ったのかな。最初はそんなふうに思っていた夫だったが、翌朝になっても妻子は帰ってこなかった。連絡を取ろうと、電話をかけたり、メッセージを送っているが返事はない。一体どこへ行ってしまったのか。警察に届け出ても捜索してもらえず、わらにもすがる想いで妻子の行方不明を公にした夫に降りかかってきたものとは・・・。そして事件の真相はいかに。

 日曜日の夜に不安しかないドラマ「真犯人フラグ」を見始めてしまった。しかもこのドラマ、放送期間が3か月ではなく6か月だという。「あなたの番です」は怖そうだったから見ていなかった私がこのミステリーに耐えられるだろうかという別の不安も出てきた。

 怖いものが苦手な私にとって、救いなのは主人公の凌介(西島秀俊さん)が醸し出すのんきな雰囲気と凌介の味方であろう職場の部下の瑞穂(芳根京子さん)の頼もしさ。特に芳根京子さんは好きな女優さんなので、彼女の活躍を毎週見届けたいと思っている。

 このドラマはみんなで誰が真犯人かを考察して盛り上がろう!という要素が盛り込まれているようだが、私は疑い深いのにまんまとだまされてびっくりするタイプなので、誰かを犯人と仮定することなく、ニュートラルな視点でドラマを楽しむことにした。

 なぜなら初回にして、すでに何人も怪しそうな登場人物が出てきているからだ。駅のホームで凌介に人違いをして話しかけた女性(生駒里奈さん)でさえ怪しく見えてしまう。怪しくないだろうと自信を持って言えるのは、凌介の妻・真帆(宮沢りえさん)のご両親ぐらいかなあと思っているが、いやいや真帆をかくまっている可能性もゼロではないなあと疑ってしまう。

 事件に巻き込まれたのか、単なる家出なのか、3人は無事なのか、一緒にいるのか。母としては、高校生のお姉ちゃんと小学生の弟くんが無事でありますように、と願っている。できればりえちゃんも。「な~んだ、そうだったの?」みたいなハッピーエンドだといいけれど、きっとそうはならないだろうなあ。