edamameのテレビブログ

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怖すぎるので明るい時間に見ることにした「真犯人フラグ」第2話


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 第2話にしてリアルタイム視聴を止めることにした。理由は夜見ると夢見が悪そうだから。先週の最後のシーンで、凌介(西島秀俊さん)の職場に届いた大きな段ボールに嫌な予感がしたので、明るい朝に録画を見たのは正解だった。段ボールだけでなく、今回は怖いシーンがちょこちょこ出てきたので、この先どんなにこの番組が人気が出て、SNSが盛り上がっていたとしても、リアルタイム視聴は止めておこうと思う。そういえば、大好きだった「アンナチュラル」も録画したのを翌朝見ていたから、怖い系のドラマは夜見られないのかもしれない。アラフィフになっても怖いものは怖いらしい。

 さて、私が好きな芳根京子さん演じる二宮さんは本当にいい人だ。仕事も出来るし、人としても信頼できる。といっても真面目一辺倒ではなく、ユーモアもあってよい感じ。今回は事件解決の突破口として、ドライバーのドラレコを見るのを思いつき、かなり強引にデータを入手していた。凌介にとっては百人力の存在だろう。

 それにしてもあのYouTuberのぷろびん(柄本時生さん)は本当に腹立たしい。ただ事件を引っ掻き回すだけの役でないことを願う。彼の仮説や分析が事件解決のヒントになる、みたいなことが起こったら面白いなあと私はかなり期待している。柄本時生さん、演技がうまいなあ。ぷろびんって本当にYouTuberにいそう。

 今回うんうんと深くうなずいたのは、二宮さんが、家族が失踪してつらいのに世間から犯人呼ばわりされている凌介に対して言ったセリフ。

 「分からないって怖いんですよ。だからそれっぽい話を作って安心したいんです。家族が犯人なら納得感あるし、他人事じゃないですか。あの家の話だから私は関係ないって。つまりあくまで大衆心理ですから。」

 分からないことが怖いというのは真理だと思う。事件の報道を見たときに私たちがきっと犯人は○○だろうなと無意識に予測するのは、そうすることで自分とその事件の関係を遮断するためだったのだとハッとする。つい最近殺人事件が起こり、犯人は逃走中というニュースを見て、私は無意識のうちに犯人像をイメージしていたのを思い出した。その事件はうちからははるか遠い場所で起こったというのに。

 来週は、苦労して入手したドラレコの映像と、建築中の新居予定地に埋められたものが判明するらしい。私はきっと「真犯人フラグ」を見続けるだろう。この家族に起こったことは他人事だと確信するために。