edamameのテレビブログ

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おぼんこぼんTHE FINAL「水曜日のダウンタウン」


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 先週に引き続き「水曜日のダウンタウン」は「おぼんこぼん de 1時間」。70代のベテラン漫才コンビは仲直りできるのか、それとも・・・と気になって仕方なくて、放送時間になるのが待ち遠しかった。

 まずうれしかったのは、花嫁入場でこぼんさんの娘さんのいづみさんの両側におぼんこぼんが揃っていたこと。先週の雰囲気ではそれさえ微妙だったので、おぼんさんが来てくれて本当によかったと思った。

 ところが、いづみさんが仲直りをしてほしいと二人にお願いをすると事態は一変。おぼんさんはこぼんさんが意思表示をしないと仲直りが出来ないと言う。しばらくして、こぼんさんが「普通に戻りましょうか」と歩み寄るも、それでは物足りないおぼんさん。もう面倒くさい、解散しようと式場を出て行ってしまう。

 式場の廊下でナイツとマネージャーさんがおぼんさんに、式場ではおぼんさんの娘さんがこぼんさんに、仲直りをしてほしいことを真剣に伝えた。おぼんさんは笑顔になり、照れ隠しでふざけながら式場に戻ってくる。新郎に握手を、新婦に握手とハグをし、そしてこぼんさんの頭をポンとたたいて握手をした。

 これで仲直りと思いきや、今度はこぼんさんが怒って解散すると言い出した。おぼんさんの娘さんとナイツが一生懸命解散を引き留めるもらちが明かない。二人をそれぞれ別室へ連れて行き、ナイツはこぼんさんに仲直りしなくても漫才は続けてほしいと訴え、おぼんさんも漫才は続けたいという気持ちがあることを再認識していた。

 撤収作業が進んでいた式場に戻って来たおぼんさんが「俺も入れ替えるからお前も入れ替えや。もういっぺんやり直そう。」とこぼんさんに言いながら右手を出すと、黙ってこぼんさんはその手を力強く握り返した。周囲から歓声があがり、急展開で仲直り。

 それからしばらく日が経って、二人はおそろいの衣装を着て舞台で「献血」というネタを披露した。見に来ていた家族や漫才仲間たちも本当にうれしそうだった。二人はまだ完全に仲直りをした状態ではないようだが、雰囲気はよくなっているようだ。これで「水ダウ」のおぼんこぼん企画は終了。めでたしめでたし。

 途中はどうなることかとハラハラしたけれど、雨降って地固まる。人気漫才師としてずっと活躍してきたのに、晩節で仲たがいをして無理やり仕事をしているという状態は本人たちはもちろん周囲も相当つらかったと思う。

 「水ダウ」を見て大爆笑することは何度もあったけれど、こんなに胸がいっぱいになったことはなかった。神回ってこういう回のことを言うのだろう。