edamameのテレビブログ

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人生観が変わるほどのくさやって・・・「東京放置食堂」第2話


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 大島に遊びに行った気分になれる「東京放置食堂」。第2話はアイドルでいることに疲れ切った小松原美織(桜井玲香さん)がサイン会をすっぽかして大島にやって来た。

 2話目なのでおおよそのストーリーの展開は読めるが、日出子(片桐はいりさん)がどういう話をするのかがこのドラマの見どころだと思う。

 アイドルらしく振る舞うことに疲れていた美織は、居酒屋「風待屋」で出されたくさやのにおいを嗅いだ瞬間に「なんじゃこりゃ!」とアイドルらしからぬ野太い声を出してしまう。「ごめんなさい。素が出ちゃった。」と謝る美織に「いいんじゃない。無理して笑うよりずっといい。」という日出子。その言葉にどれだけ救われるか。

 日出子と会って気持ちが晴れた美織は都会へ戻り、サイン会を行った。日出子は渚(工藤綾乃さん)に美織の曲「恋の着払い」の振り付けを習い、踊れるようになっていた。

 アイドルも思わず素になるくさやのにおいとは一体どんな感じなんだろう。私は大島に2回も行ったのに、くさやのにおいも味も知らないのが悔やまれる。「インドに行ったら人生観が変わる」のお手軽な感じが「くさやを食べたら人生観が変わる」なのかなと思うぐらい、このドラマでは「くさや」が重要な役割を果たしている。お取り寄せもできるのかもしれないが、それはちょっと味気ないので、いつか遭遇するのを楽しみにしたいと思う。

 私は裁判官を退官したのに六法全書を読んでいる日出子がずっと大島で暮らすのか、都会へ戻っていくのかがとても気になっていたのだが、それ以上に渚のことも気になって仕方ない。客の態度が悪いとはいえ、自分のお店に来たお客さんに対して、なぜいつも渚はあんなふうにけんか腰なのだろう。もしかしたら渚にも心の闇があるのかな、それとも単に自己中な客がキライなだけかな。渚の過去とか心の描写が見たい。

 今回は片桐はいりさんのアイドル風のダンスも見られてなんだかトクした気分だった。毎週はいりさんに会うのが楽しみになっている。来週は竹中直人さんが大島にやって来るらしいよ。