edamameのテレビブログ

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サスペンスとコメディーの合わせ技「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」


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 オダギリジョーさん脚本・演出のドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」が始まった。内容が濃すぎて見終わってもまだぼんやりしている。もう一回見ないと見逃しているところがありそうだ。

 まず、オダギリジョーさんが警察犬・オリバーという状況に混乱する。オリバーはおじさんのような口調で話をし、しかもエロ好きなのだが、それを知っているのは警察犬係のハンドラーの青葉一平(池松壮亮さん)だけ。他の人にはふつうの警察犬に見えていて、もちろん言葉を話していることも分からない。

 一平の同僚には仕事中に前髪をトイレで切っちゃう漆原(麻生久美子さん)や警察犬ラッキーの失敗に落ち込むハンドラー・ユキナ(本田翼さん)がいて、なかなか個性が強い。

 私が一番笑っちゃったのが、すべて会話が「押忍」のホームレスのチョウスケ(柄本明さん)。聞き込みのために漆原はチョウスケに合わせて調子よく相槌を打つが、何を言っているのかさっぱり分からない。それでもチョウスケは地面に地図らしきものを描いてくれて、その場所に行くと手がかりが見つかる。押忍で会話が成立するって、「水曜日のダウンタウン」のミスター押忍を思い出しちゃった。元気かなあ。

 思い出したと言えばスーパーボランティアの小西(佐藤浩市さん)。これを見た全員が全員、本物のスーパーボランティアの尾畠春夫さんを思い出しただろう。このドラマはそういうちょっとした小ネタがちりばめられているから、ドラマを見ながら違うことが頭をよぎってしまい、それで思考がいそがしい。始まって30分ぐらいは座って見ていたんだけれど、途中から疲れてしまってソファに横になりながら見た。

 サスペンスとコメディーの合わせ技。全3回なのがすでに寂しいけれど、全話録画して、豪華な登場人物も小ネタもすべて見逃すことなく楽しもう。