edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

ひなたはお姉ちゃんになりました「カムカムエヴリバディ」#70


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 ビリー(幸本澄樹さん)と一言も会話が出来なかったひなた(新津ちせさん)は落ち込んでいた。部屋に戻り、テキストを広げると、途中まで押された出席カードが挟まっていた。

 錠一郎(オダギリジョーさん)とるい(深津絵里さん)が健診から帰宅。いつもはテレビを見ている時間だが、ひなたは居間におらず、おやつも残ったまま。心配した二人が子供部屋に行こうとすると、ちょうどひなたが降りてきた。

 るいが「回転焼き食べとき。」とひなたに言うと、「いらん。もう飽きた。」と言う。錠一郎が回転焼きを半分にして渡すと、ひなたはを錠一郎の手をはらい、回転焼きが畳に転がってしまった。「謝れ。」と錠一郎は怒り、ひなたは家を出て行ってしまう。

 河原でひとりすすり泣くひなた。そこに「お母ちゃん、見参。」と言いながらるいがやって来た。「ごめんなさい。」と謝るひなたに、るいは「ええんや。子供は子供でいろんなこと抱えてるもんや。」と言う。

 ひなたはビリーがアメリカに帰ったこと、店に来たビリーに英語が全然話せなかったことをるいに話した。るいは初恋やったんや、とひなたを優しくさする。ひなたは夏休みの宿題もラジオ英語会話も続かないと、自己嫌悪に陥っていた。るいはひなたに「いつかきっと光がさしてくる。」と言って抱きしめる。

 帰宅したひなたは、錠一郎にも謝った。錠一郎はひなたの顔をくちゃくちゃになでた。

 ある日、回転焼き屋にモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助さん)がやって来た。ひなたはうれしくて大喜び。モモケンは回転焼き100個を注文。ところが、るいが突然座り込んでしまう。赤ちゃんが生まれそうなのだ。るいは錠一郎にタクシーを呼んでと言うが、モモケンが車で病院へ送ると申し出る。

 そして城田優さんのナレーション。

 その夜るいは男の子を出産しました。

 That night Rui gave birth to a baby boy. 今日はこれでおしまい、と思いきや・・・  

 最後の写真コーナーには、京都府北区 大月ひなたさんが、赤ちゃんを抱っこしている写真が。

 Hinata is now a big sister. 

 ひなたはお姉ちゃんになりました。今日はこれで本当におしまい。

 大スター・モモケンが病院まで車で送ってくれるなんて、夢のような話だなあ、ちょっとドラマにしても出来過ぎな展開だなあと見ていたら、それを超える驚きのエンディング。私はいつもカムカムは録画を見ているので、危うく消去ボタンを押すところだった。こういう演出、大好き。

 さて、今日はすっかり自己嫌悪に陥っているひなただったが、全然気にすることないのになあと思って見ていた。私から見たら、英語を勉強しようと思ったことだけでもすごいことだし、早起きして一週間続けたことも素晴らしい。だから、続けられない自分にフォーカスしないで、好奇心がある自分を評価して欲しいなあと思う。

 それから英語好きとしてひとこと。ラジオ講座をちょこっと聞いただけで母語のように言いたいことが言えるなら、世の中に英会話スクールもオンライン英会話もスタディサプリも必要ない。もしひなたが継続して英語講座を聞いていたとしても、あのタイミングだったら結果は同じだったんじゃないかなあ。小夜子(竹野谷咲さん)はもう何年も英会話スクールに通っているんだと思うよ。だから比べちゃだめだし、落ち込む必要なし。

 さあ明日はいよいよ川栄李奈さんの登場かなあ。実写版ちびまる子ちゃんのような「ひなた・子供編」はストーリー的にやや間延びしている感じはあったけれど、もう終わりなのかと思うと寂しい気もする。明日はまた役者さんたちの顔を覚えなくては。そろそろ一子(市川実日子さん)に会いたくなってきたぞ。回転焼き買いに来て!