edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

「死者は・・・ゼロです」が好き「TOKYO MER」


スポンサードリンク

 患者さんの容態が厳しくても喜多見先生(鈴木亮平さん)ならきっと助けてくれると信じながら見る「TOKYO MER」。第二話も面白かった。そして相変わらず喜多見先生は素敵だった。今回分かったのは喜多見先生と高輪先生(仲里依紗さん)は元夫婦だったということ。そして喜多見先生には何か知られてはまずい過去があるらしい、ということ。

 それにしても、都民の人命救助をするMERを潰そうとしている厚生労働大臣渡辺真起子さん)って終わっている。それにヘコヘコして従おうとしている厚労省久我山鶴見辰吾さん)と官僚でMERドクターの音羽賀来賢人さん)も人としてどうかと思ってしまう。

 厚生労働大臣役の渡辺真起子さんといえば、先日終了したばかりのドラマ「半径5メートル」で、派遣切りされて会社を訴えようとしている役をやっていた。そのときはこんな仕事がデキそうな人なら派遣社員でずっと働いていたのはもったいなかったのになあと思っていたので、大臣役のほうがしっくりくる。それにしても派遣切りから大臣になるなんて、夢のような出世。

 それはさておき、このドラマで好きなセリフを見つけた。患者さんの搬送がすべて終わり、最終的な人数を報告をするシーン。そこで危機管理対策室のインカムをつけた女性の言う「軽傷者○○名、重傷者○○名、死者は・・・ゼロです。」というセリフ。

 「死者は」と「ゼロです」のあいだのタメと「ゼロです」をうれしそうに言うところが好き。今回は前半早々にそれが出てしまったので、残念と思っていたら、後半にも別の事故現場にMERが行ったので、終盤でももう一度「死者は・・・ゼロです」が見られてなんだか得した気分。

 私が今後も注目したいのは、官僚ドクターの音羽。大臣や上司から東京MERを潰せと言われ、今のところはその指示に従っているけれど、心変わりしないかなあ、してくれたらいいなあと思っている。医療の現場では喜多見先生に協力しているから、本当は正義感あふれるいいドクターなのかもしれない。自分のことしか考えていない大臣や上司の言うことなんか聞くな、奴らについていってもいいことなんか何もないぞ、と本当に伝えたい。

 それから、最後にひとつだけ。このドラマに出てくる役名の苗字は、地名が多いのだけれど、特に東京都世田谷区の地名が3つもあって気になっている。喜多見、弦巻、深沢。世田谷区には三宿とか成城とかもっと有名な地名があるのに、このチョイス。なかなかシブくて好きだな~。