edamameのテレビブログ

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「医師の喜多見です」が大好き「TOKYO MER」最終回


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 妹の涼香(佐藤栞里さん)を亡くし、MERから退いていた喜多見(鈴木亮平さん)。MERは解散する方向で話が進んでいるが、そんななか東京各地で爆破テロが起き、MERに出動要請の連絡が入る。音羽(賀来賢人さん)はMER存続についての最終審査会に出席するため不在、喜多見もいない状況だが、弦巻(中条あやみさん)は残りのメンバーで現場に駆けつけると伝える。

 最終審査会で音羽は幹事長(桂文珍さん)の命令に反してMERの必要性を訴えるも、MER解体が決定してしまう。音羽は審査会を途中で抜け出し現場へ向かう。

 喜多見は元妻の高輪(仲里依紗さん)に現場に行くのが怖いと伝えるが、「支えてくれる仲間がいるでしょう」と言われ、現場に行くことを決意する。

 現場では解体が決まったMERの車を使うなと指示が出されいたが、白金厚生大臣(渡辺真起子さん)のつるの一言で使用許可が出て、さらに近県の病院への搬送も可能となった。赤塚知事(石田ゆり子さん)の最新心臓手術も白金大臣が認可したおかげで可能になる。

 現場で倒れている患者を処置しようとした音羽はガスを吸い込み倒れそうになる。そこに喜多見が表れ、患者を無事救出する。

 大勢の患者が倒れているところに喜多見が大声で「みなさ~ん、医師の喜多見と言います。重傷の患者さんから順番に搬送しますね。ここには医者もいますし、すぐにオペができる車もありますから安心してください。」と言う。喜多見が現場に来たことで雰囲気が一変。全員の救出が完了。死者はゼロ。

 テロリストの椿(城田優さん)はMERの部屋に爆弾を仕掛けようとしていたところを公安に撃たれる。公安は椿のターゲットをMERだと読んでいたのだ。そこへ戻ってきたMER。銃撃された椿を助けようとする喜多見にしぶしぶ従うMERメンバー。手術は成功し、椿は一命をとりとめる。

 2か月後、MERは正式に発足した。音羽はMER統括官となって、正式発足記念式典の司会をしている。喜多見は音羽の強い希望で再任されたという。そんなときに事故が発生。音羽を含むMERのメンバーはMERカーに乗り込んで現場へ向かった。

 懐かしい回想シーンも多く、MERファンにはたまらない最終回となった。先週の涼香を死なせたことへの怒りも収まり、結末はまあまあ満足だった。日曜日にMERを見るのが楽しみだったので、それがなくなってしまうのがとても寂しい。

 鈴木亮平さんは喜多見幸太そのものだった。本当のはまり役だった。もし明日鈴木亮平さんを街で見かけたら「喜多見先生!」と呼んでしまうと思う。妹の命を奪った椿を救命するところは最初は驚いたが、ここで椿が死んだらテロを起こした動機などが全部分からないままになってしまうし、救える命があるのにそれを救わないことは苦しいだろうと納得している。

 MERは正式に発足されたので、これはもう続編が確定だなと期待している。ストーリーが明快だから、夏のドラマがいいのではないかと思う。来年の夏にまた喜多見先生に会えますように。