edamameのテレビブログ

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また局アナの悩み相談・・・「週刊さんまとマツコ」


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 今回の「週刊さんまとマツコ」はTBS男性アナウンサー二人の悩みにさんまさんとマツコさんが答える、という企画。この番組に限らず、バラエティのゲストが局アナというだけで見る気が失せるが、とりあえず見続ける。

 相談者は国山ハセンアナと渡部峻アナ。ハセンアナは立川志らくさんがMCだった「グッとラック!」が今年3月に終了し、今後の仕事が不安だという。今まで数々の番組に出られたのは、若いイケメンアナウンサーとして重宝がられていたからでは、とマツコさんは言う。続けて、ハセンさんが若さや見た目以外で何かを得たときに、それが面白いと評価されるとアドバイス

 渡部峻アナの悩みは生放送中に無性に叫びたくなってしまうこと。生放送の情報番組でプレゼンをするときに100%理解していない自分にイライラしたり、正しいことを伝えていないかもしれないと思ったりしているそうだ。また、やってみたい番組はサウナのトーク番組だそうで、マツコさんからはアナウンサーよりも制作に行ったほうがいいと言われていた。

 アナウンサーってつくづく不思議な職業だなあと思う。会社員なのに人気商売。すごく売れていても収入は芸能人レベルではないし、一度でもスキャンダルを起こしたら転がるように落ちていく。安住紳一郎アナウンサーのように局を代表する人気アナウンサーになれる人はほんの一握り。アナウンサーとして大成するって、もしかしたら芸能人になるよりもしがらみが多くて難しいのかもしれない。

 そんなことを思いながら見ていたら、マツコさんの歌うシーンが出てきた。演歌歌手・水谷千重子50周年記念公演に「浜ローズ」という歌手として舞台に出演したときのものだった。水谷千恵子というのは友近さんのキャラクター。水谷千恵子はテレビでたまに見かけていて、私は普通の友近さんのほうが好きなのになあと思っているが、明治座でも公演しているぐらい人気があるのか・・・とちょっとびっくり。

 そしてマツコさんもその仲間だったとは。マツコさんはテレビでは歌わないと決めているらしいけれど、それがいいと思う。歌は声量があって上手かもしれないが、マツコさんが歌っちゃうとなんか俗っぽく見えて、普通の芸能人になってしまいそう。歌手活動はこの「浜ローズ」だけのほうがマツコさんの神秘的な感じが保たれる気がした。

 来週は何やるんだろう。まだ番組の方向性が定まっていないのか、その場のノリでやる面白さを追い求めているのか。とりあえずTikTokの企画がなくてホッとした。でもまた別のアナウンサーの悩み相談だったら嫌だなあ。どうしてもギャラの関係で局アナを出すしかないというのであれば、安住さん一択で。

 それからもし二人でトークするなら、やっぱりフリートークよりトークテーマがあったほうがいいと思う。マツコさんはとてもまじめなので、どうしてもフリートークだと重い話になりがち。「最近怒っていること」とか「最近食べた美味しいもの」とか「最近爆笑したこと」とかライトな路線で。だって日曜日の夕方放送だから。