edamameのテレビブログ

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藤井くんの人間としての成長を見た「ドラゴン桜」最終回


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 今日最終回の「ドラゴン桜」。私はただドラマを見ていただけなのだが、何かをやり遂げたような錯覚に陥っている。

 私がずっと一番心配していた藤井くん。桜木先生から文転したほうが東大合格の可能性があると言われて一旦は文転したものの、やはり工学部でロボットを作りたいという気持ちがあって、理1の受験にチャレンジしていた。

 2次試験の休憩時に、藤井くんは健太くんが二人の生徒にからまれているところを偶然見つける。桜木先生からは「試験中は自分のことだけ考えろ」と言われていたけれど、藤井くんは健太くんを助けに行く。そして健太くんを庇った拍子に右手首を痛めてしまう。藤井くんは、健太くんが試験中にその生徒たちに嫌がらせを受けていたことを察知して、受験会場の試験監督の先生に健太くんが不当な嫌がらせを受けないように監視の強化をお願いする。

 助けてもらった健太くんは合格(理2)、藤井くんは不合格だった。藤井くんは東大専科に残り、来年の合格を目指すことになった。

 藤井くんが現役東大合格が叶わなかったのはとても残念だったけれど、彼は東大専科に入って人間として大事なものをたくさん得られたと思う。もし東大専科に入らずに孤独に勉強して東大に合格してもあの性格のままだったら人生のどこかでつまづくだろうし、合格していなかったら自暴自棄になってしまっていたかもしれない。

 東大専科って受験勉強だけを教えるところではないんだなあ。人間的にも成長できる場所でもあったのか。なんだかいいドラマだった。

 今朝のヤフーニュースで前回の「ドラゴン桜」に出演していた山P(山下智久さん)とガッキー(新垣結衣さん)が出演するという壮大なネタバレがあり、水を差してくれたなと思っていたけれど、結局山Pは声のみの出演だった。ガッキーは最後の最後に登場。

 それにしても、あんまりこういうネタバレは好きじゃないなあ。山Pとガッキーが出るなら見よう!という今までこのドラマを見ていなかった人たちを取り込みたいのは心情としては分かるけれど、それは同時に、ずっと見ていた視聴者を完全に無視する行為だということを忘れないでほしい。

 無事東大専科の生徒たちの進む道が決まった。全員合格とはいかなかったけれど、未来が明るそうでよかった。そして私は「ドラゴン桜」ロスになりそう。