テレビを見てこんなに笑ったのは久しぶりかもしれない。黒柳徹子さんは面白くてやっぱり大好きだと再認識をした2時間だった。
まず、黒柳徹子さんと明石家さんまさんのトークから番組は始まった。徹子さんはさんまさんのことが芸能界で一番好きだそうで、とにかくとても楽しそうだった。そして徹子さんのいつも以上に自由な番組進行にタジタジのさんまさん。さんまさんが思いどおりに番組を進めることができないというのはかなり貴重な光景だ。
さんまさんはもうすぐ66歳だという。徹子さんはさんまさんが若く見えることに驚いていた。私もさんまさんはものすごく若いと思う。かつて私が働いていた職場(事務職)に60代前半の方が何人かいたけれど、みなさん見た目も仕事ぶりも「おじいさん」だった。たぶんそれが年相応なのだろう。
そんな徹子さんも80代半ばだというのに、流行りの「うっせぇわ」や「マリーゴールド」を知っていて、ちょっとだけ歌っていた。私は流行りの歌を知っていることよりも、その発声に感心した。話しているときとちょっと違う声、おなかから出している感じがした。徹子さんバージョンの「うっせぇわ」、ADOちゃんよりドスがきいていて最高。
後半は「ザワつく!金曜日」の三人(長嶋一茂さん、石原良純さん、高嶋ちさ子さん)とのトークだった。徹子さんは一茂さんの時代劇の姿がとてもかっこよかったと絶賛していて、NHKの朝ドラ「オードリー」のVTRも紹介された。当時も褒められていたけれど、やっぱり今見てもかっこいい。一茂さんは今はすっかりコメンテーターとして活躍しているけれど、プロ野球選手と俳優という顔もあったなあ、いろいろ大変だったんだろうなあと思った。
笑って見ていたら2時間があっという間に過ぎてしまった。土曜日の夜はこうでなくっちゃ。