edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

どうなる「東京オリンピック」テレビ好きのひとりごと


スポンサードリンク

 東京オリンピックの開会式は2021年7月23日。どうやら延期はないようなので、やるかやらないかのどちらかだが、菅総理大臣は反対意見をのらりくらりとかわして、しれっと開催すると思っている。

 私は中止の可能性は低いと見ているが、万が一、台湾の野球以外にも東京オリンピックに参加しないことを表明するアスリートが続出して、世界のスポーツの祭典として成り立たないという状況になれば、中止の可能性もゼロではない。

 でも、中止の理由が「日本に感染者が多い」とか「日本の感染対策が信頼できない」ということであれば、世界における日本の信用はガタ落ちだ。1年準備期間があったのにあなたたちは何をしていたのか、と言われても反論の余地はない。2022年の北京、2024年のパリオリンピック開催時に「そういえば東京オリンピックは中止になったんだよね」とけちょんけちょんに言われるんだろうなあ。

 日本国内ではコロナウィルスの感染がなかなかおさまらないので、東京オリンピックは中止にすべきだという意見が多いと思う。

 その理由はだいたいこの3つ。

・多くの外国人が来ることによってコロナ感染者が増えるのではないかという不安

・オリンピック開催中にコロナ感染が拡大した場合、アスリートの治療が優先されて国民はないがしろにされるのではないかという不安

・自分たちが旅行や友人との飲食を控えるなど我慢を強いられているのに、アスリートだけが夢をかなえるのは納得がいかないという不満

 この3つについて、国民が「だったらオリンピック開催してもいいよ」と思えるような安心材料と素敵コメントを誰かが言えばいいのになと思う。

 橋本聖子会長は原稿をただ棒読みしているようにしか見えないし、小池百合子都知事は減らない感染者数にご立腹だし、尾身会長は政府に三下り半を突きつけてしまったし、菅総理大臣は就任時とはもはや別人になってしまった。

 「東京オリンピックは何が何でもやるんだから私の言うことを聞きなさい」では国民はついてこない。「東京オリンピックが中止になったらこんなふうになっちゃうの。本当は私も心配なんだけど、やらないよりやったほうがいいのよ。」と国民に近い立ち位置で話してみたら少しは理解できるかもしれない。

 な~んて心配したけど、いざオリンピックが始まったら日本人メダルラッシュですっごく盛り上がって、コロナも全然大丈夫だったりして。そんなにうまくいかないか。