edamameのテレビブログ

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第2回も家康がいた「青天を衝け」


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 オープニングに徳川家康が登場し、「やった~!」と得した気分で見始めた第2回「青天を衝け」。1840年生まれの渋沢栄一のドラマになぜ1543年生まれの徳川家康が出てくるのかなんていう野暮は禁物。もしのどかな田舎の風景みたいなオープニングだったらイッテQを見ちゃいそう。だから、北大路家康はチャンネルを変えようかなという気持ちのストッパーになっている。

 戦国時代を比べちゃいけないのは分かっている。でも、あのワクワクとドキドキの 「麒麟がくる」の記憶が新しいので、とにかく物足りない。全然物足りない。

 吉沢亮ファンと「麒麟がくる」を見ていなかった人にとっては楽しい大河に違いない。それなりに見せ場があり、それなりにドラマチックだ。加えて、大河の王道、チャンバラシーンもある。

 なぜ物足りないのかは、ビジネスマンの渋沢栄一が主人公であることに尽きる。もちろん渋沢栄一の偉業なくして現在の日本はないといっても過言ではないが、命を懸けて生きる武士ではないから、1年という長きにわたって放送される「プロフェッショナル仕事の流儀」は間延びしてしまいそう。半年ぐらいがちょうどよかったのかもしれない。

 そんなに文句ばかりなら見るのを止めればいいのだが、草彅慶喜やワークマン家慶やモーリーペリーが見たい。先週の玉木宏みたいな登場人物も見逃したくない。というわけで、ブツブツ言いながらも見続けることになるだろう。来週も家康に会えるかな。

 春ぐらいには「麒麟がくる」ぐらい待ち遠しい大河になっていたらいいのになあ。