edamameのテレビブログ

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嵐について思うこと


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 嵐が2020年12月31日をもって活動休止を発表したのは2019年1月のことだった。発表当初は来年末ってまだずいぶん先のことだなあ~と思っていたら、今年はコロナ禍で魔法がかけられたように一年があっという間に過ぎて、現時点で活動休止まであと6日になっている。

 毎日のように冠番組では長時間の生放送に出演し、歌番組でも何曲も颯爽と披露する彼らを見ていると、活動休止って本当なのかと思ってしまう。年明けにはもう5人でバラエティー番組に出ることも歌を歌うこともないというのは、アラシックでなくても寂しい。

 でも、このままこの路線で中高年やシニアになっても「国民的アイドル・嵐」で居続けるのは本人たちにもキツイだろうと想像できるので、ちょうどいいタイミングなのかもしれない。彼らは国民的アイドルだけれど、一人の人間でもある。ジャニーズのグループアイドルという肩書をいったん下ろさなければ、一個人としては幸せに生きていけないのかもしれない。

 数年前に航空会社のCMで嵐が出演したときに、30代の男たちがわちゃわちゃ楽しむ映像に違和感を覚えたことを思い出した。なんとなく無理しているような、彼らの実年齢と世間から求められていることのギャップを感じたのだ。

 昨日Mステで見た嵐はずっと笑顔だった。パフォーマンスも完璧だった。でも、私には彼らの心が伝わってこなくて、例えようのない不思議な気持ちで見ていた。休止で寂しいのをこらえているのか、休止でうれしいのか、忙しすぎて感情がないのか。

 もしかしたら新型コロナウィルスにかからないよう細心の注意をしていて、神経をすり減らしているのかもしれない。大みそかのゴールまで彼らが元気に完走にできるよう応援している。