edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

1972年生まれのテレビの思い出 ④子供の頃に見た歌番組


スポンサードリンク

 私が子供の頃は歌番組がたくさんあった。流行っている歌をしょっちゅう聞くので、気が付くとサビは歌えるぐらいになっていた。アイドルソングも演歌も口ずさめたのは歌番組のおかげである。今回は私が子供の頃に見ていた歌番組を曜日順に振り返る。

月曜日 20時~「ザ・トップテン」(日テレ)

渋谷公会堂(現・LINE CUBE SHIBUYA)からの公開生放送で、MCは堺正章さんと榊原郁恵さん。明るく楽しいMCと会場の声援が番組を盛り上げる。コンピューターの文字とサルのイラストでランキングが発表されるのがゲーム画面みたいで好きだった。少し高いところからエレベーターに乗ってアーティストが登場する演出はホールならでは。

水曜日 21時~ 「夜のヒットスタジオDELUXE」(フジテレビ)

MCは何人か交代しているが、私が一番覚えているのは井上順さんと吉村真理さん。他の歌番組と違って、大人の雰囲気が漂う番組だった。セットの階段を降りながら出演者が登場するのも印象的。歌っているアーティストのななめ後ろにたくさんのアーティストたちが座りながら聴いているので、緊張するだろうなあと思いながら見ていた。

木曜日21時~ 「ザ・ベストテン」 (TBS)

黒柳徹子さんと久米宏さんがMC。歌番組でありながら、トークも面白かった。スタジオに来られないアーティストはコンサート会場や駅などいろんな場所で歌っていた。まだ売れる前のアーティストを紹介する「今週のスポットライト(久米宏さんの「スポ・・・ットライト」という言い方がユニークで忘れられない)」のコーナーやエンディングでバタバタ撮る記念写真は記憶に残っている。

金曜日20時~(現在は金曜日21時~)「ミュージックステーション」(テレ朝) 

略して「Mステ」。上記3番組より放送開始時期は遅く、私が中学生の頃(1986年)にスタートした。MCはずっとタモリさん。現在(2023年11月)も放送中だが、放送時間は21時から。タモリさんとアーティストのゆるいトークと、後方に座る出番でないアーティストの表情がこの番組のみどころ。今問題になっているいわゆる「ジャニーズ枠」、当時はそれ目当てで見ている人もたくさんいたと思うが・・・。

最後に

 どの番組でもだいたい同じアーティストが同じ歌を歌っていた。それでも私が飽きもせずに歌番組を楽しく見ていたのは、それぞれの番組が個性的で、MCが短い時間でアーティストの魅力を引き出すことに長けていたからだと思う。

 子供の頃こんなに夢中に見ていたのに、今は毎週見ている音楽番組はひとつもない。出演者や内容に興味があったら見るという程度になってしまった。音楽を聴くのは今でも好きなのだが、その手段はテレビからインターネットに代わっている。いつでも好きな曲を好きなだけ聴ける現代に、私が子供の頃に見ていたような音楽番組はもうそぐわないのだろう。以前は何とも思わなかった「推し」ではない人たちを見る時間がもったいないと感じてしまう。

 ワクワクして歌番組を見ていたが、今もちょっと引っかかっていることがある。それは複数のアーティストが歌番組への出演を拒否していたこと。毎週ランキングに登場するのにその曲が聞けないというのは素直につまらなかった。

 私が忘れられないのは松任谷由実さんの「守ってあげたい」。たぶんロングヒットだったのだろう。毎週のように「今週も出ません」と聞かされるだけの記憶が残っている。どこかで「守ってあげたい」という曲を初めて聴いたとき、私はやっと聴けたといううれしさはなく、「へぇ~、こんな曲なんだ。」と少し冷めた気持ちだった。今でも「守ってあげたい」が流れてくると、子供の頃のザワザワした気持ちが一瞬だけよみがえる。

 総合ランキングだし、そもそも忖度の多い業界なのだから、出演しないアーティストをランキング外にすることもできたはず。それなのになぜ毎回ランキングに入れていたのだろう。万が一気が変わって出てくれないかなという期待だったのかな。それともこの人はこんな人気番組の出演を拒否っています、と晒したかったのかな。

 私がいわゆる「大人の事情」を理解できる年齢だったらこの件はここまで引きずらなかっただろうし、逆にアイドルに夢中になっていたら出演しないアーティストなんて目に入らなかった。惜しかったな~。気が付かなければ楽しい思い出ばっかりだったのに。

 昔の歌番組を懐かしむつもりが、最後のほうは恨み節になってしまった。歌番組はあまりに華やかだったので、そうでない部分が印象に残ってしまったのかもしれない。ちなみにユーミンの「やさしさに包まれたなら」は私の大好きな曲である。

 長いブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。