edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

令和のモノマネ番組を考える ~「金スマ」を見て~


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 昨日の金スマはものまね特集。たくさんのタレントさんが次々に披露するものまねに笑ったり、感動したり、とても楽しいひとときだった。一番笑ったのは、エンケンさんのモノマネをしたねんねんさん。すでに有名な方なのかもしれないけれど、私は初めて見たので、かなりの衝撃だった。

 私は神奈月さんが好きなので、出演していてうれしかった。私の大好きなモノマネは原監督。昨日も見られて大満足。

 でも、ものまねって、当たり前だけど、ご本人を知らないと全然面白くない。YOASOBIのikuraさんやAdoさんの曲は何度か聴いたことはあっても、モノマネを見て、「似てるわ~」とか「ちょっと違うな~」という感想を言える域にはたどり着いていないのだ。そして、私はその世代ではあるものの、氷室京介さんはあまり知らないので、モノマネを見ても似てるかは判別できず。また、アニメをほとんど見ないため「鬼滅の刃」のモノマネに至っては、初めまして状態。

 私が子供の頃に見ていたモノマネ番組にも、知らない歌手の曲はたまにあったと思う。そういうときは、母に聞いたり、審査員のリアクションを見たりしていた。でもそれはごく一部で、大多数は子供の私でも感想が言えるぐらい馴染みのある歌手の歌まねだった。その当時は歌番組が毎日のようにあったから、大人も子供も知っている曲が多かったのだと思う。

 昨日の金スマのモノマネのなかで、私があまり知らなかったモノマネは2~3割ぐらい。私はMCの中居くんと同い年なので、この番組の視聴者ど真ん中世代だと思うのだが、それでもこんなに知らなかった。

 若者のためにAdoさんなどの新しい曲を、子供のためにアニメのキャラクターの声を、シニアのために美空ひばりさんのモノマネを。全世代が楽しめるように工夫しているのはとてもよく伝わってくる。

 でも、うちの10代の子たち、モノマネ番組に限らず、そもそもテレビをほとんど見ない。だから若者向けの歌手のモノマネを流しても、それを実際に見ているのはあまりその歌を知らない上の世代かもしれない。

 例えばモノマネ番組の視聴者ターゲットは40代と決めて、その世代が喜ぶラインナップにしてくれたら私はうれしいけれど、テレビ番組、特にゴールデンのバラエティ番組は全世代ウケを狙って作られているから、そんなふうに思い切ったことはできないんだろうなあ・・・

 それでも「金スマ」のモノマネ特集はダントツで楽しくて好きなので、次回も楽しみにしております。