人生4周目の麻美は勉強に勤しむ中学生になった。今までの人生で仲良くしていたなっちとみーぽんとは距離が出来てしまったが、まりりんと仲良くなる。麻美は成績が学年トップで生徒会長。高校でも成績はよく、国立大学の医学部に入学した。
成人式の集まりのあと、麻美(安藤サクラさん)は中学時代の同級生たちとカラオケ大会に行った。まりりん(水川あさみさん)はごんちゃん(野呂佳代さん)の「STORY」を聞いて泣いている。麻美はなっち(夏帆さん)とみーぽん(木南晴夏さん)とおしゃべりをするが、ここでも距離のある会話しかできず。また、福ちゃん(染谷将太さん)にはミュージシャンでは成功しないと伝えることはしなかった。福ちゃんやしーちゃん(市川由衣さん)の人生を変えたくなかったのだ。
そして麻美は4周目もミタコング(鈴木浩介さん)の痴漢冤罪を未然に防ぐ。駅でミタコングを待ち伏せし、偶然会ったしーちゃんの悩みを聞くという体でミタコングをガストに誘い、乗る電車を遅らせた。また、祖父・信博(綾田俊樹さん)の薬の飲み合わせを変えたり、れなちゃん(黒木華さん)の不倫を阻止することにも成功。
30歳になった麻美は研究医として実験に励む日々を過ごしていた。経験豊富な人生4周目なので、緻密な作業もなんのその。でも、共用の顕微鏡をもとに戻さない同僚にはちょっとイライラしている。
妹・遥(志田未来さん)が実家に彼氏を連れてくると言うので、父(田中直樹さん)はソワソワ。結局その日は遥の棚を作るだけだった。それから数年後、遥はその彼と結婚。妹の結婚が麻美はとてもうれしい。
麻美がまりりんと地元のカフェでお茶をしていると、偶然なっちとみーぽんがやって来た。軽くおしゃべりして二人は別の席に行ってしまう。
その後、まりりんに「そういえばさぁ、前から聞きたかったんだけど、あーちん、何周目?」と聞かれ、麻美は固まってしまった。今回はこれでおしまい。
最後の最後で全部持って行かれてしまった。まりりんも人生を何周かしている口ぶりだった。そんな経験をしているのは麻美だけだと思っていたのに、まさかまりりんもそうだったとは。彼女に一体何があったのだろう。何を背負っているのだろう。もしかしたら麻美より生まれ変わりキャリアは先輩なのかもしれない。
私が今回一番気になったのは、元カレ・田邊(松坂桃李さん)の情報がなかったこと。1周目では麻美に借金をするような人だったのに、2周目では麻美とは無関係で年商10億を、3周目は麻美とちょっと付き合って年商9億を稼いでいた。4周目も麻美はあの雑誌を手に取っていたけれど、それを見るシーンはなかった。来週に壮大なネタバレが来るのか、それとも人生4周目ともなれば元カレの情報なんてどうでもいいと思ったのか、私としてはとっても気になるところ。
麻美には過去の記憶があるから、4周目もなっちとみーぽんとも仲良くしたかったんだろうなあ。でも、勉強一筋の麻美とそれほど勉強に興味がない二人では、友達になるのは無理がある。仮に麻美ががんばってドラマを見て話題を合わせたとしても、気の置けない関係になるのは難しそう。でも、麻美にはまりりんがいるし、ドラマを見ずに勉強したからこそ得られたものがあるのだから、気にしなくていいんじゃないかなあ。
4周目は長生きしてほしいぞ~。まりりんが麻美を守ってくれるかもね。STORYの歌詞「私が君を守るから」のように。