edamameのテレビブログ

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麻美、よくぞ言ってくれた!「ブラッシュアップライフ」第5話


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 テレビ局に入社して5年目の麻美(安藤サクラさん)。メイク担当の同級生・ごんちゃん(野呂佳代さん)とランチをしたり、みーぽん(木南晴夏さん)やなっち(夏帆さん)が突然家に泊まりに来たりと、多忙ながら同級生ともつながっている。

 麻美は薬剤師だった2周目の人生と同じく、祖父・信博(綾田俊樹さん)の薬の飲み合わせが良くないことを指摘する。薬に詳しいのは医療系ドラマをやったから、と嘘をついてごまかした。

 訪れた薬局にあった雑誌に元カレ・田邊(松坂桃李さん)の記事があった。ところが、2周目で10億だった年商が今回は9億に減っている。自分と付き合った2ヶ月で1億の損失という事実は見なかったことにしたいと麻美は思う。

 入社して7年目。仕事ではついにドラマの企画書が通った。ドラマのタイトルは「ブラッシュアップライフ」。麻美の実体験をもとにしているが、もちろんそれは伏せている。人生2周目ならさぞ優秀だろうという話になり、大幅に内容は変更された。

 さて、2周目で玲奈ちゃん(黒木華さん)の不倫を阻止したので、今回もやらなければならない。玲奈は新元号の令和が発表になった日に薬剤師の宮岡(野間口徹さん)とファミレス・夢庵で再会したと言っていた。麻美は玲奈を食事に誘い、宮岡と会わせないようにしたかったが、先約があって断られてしまう。

 新元号の令和が発表された日、麻美は早い時間から夢庵で玲奈を待ち伏せ。そこへ約束がキャンセルになった玲奈が一人でやって来た。玲奈とおしゃべりをしつつ、麻美は宮岡が来るのを気にしている。あとから来た宮岡は玲奈を見つけ、声をかけてきた。そして麻美が警戒していたにも関わらず、ドリンクバーのところで二人は連絡先を交換してしまう。

 翌朝、麻美は薬局(=人生2周目の勤務先)の駐車場にいる宮岡に「玲奈に近づかないで」と言った。そして「早く店に着いているなら鍵を開けたほうがいいと思う」とも。今回はこれでおしまい。

 麻美は「祖父の薬変更」と「玲奈の不倫阻止」に成功した。2周目の薬剤師人生の経験を活かしつつ、華やかな業界に身を置くなんて、はたから見たら向かうところ敵なしである。それなのに、麻美は地味な人生だと思ってみたり、自分とたった2ヶ月付き合ったせいで元カレの年商が1億円下がったことを気にしていたりしている。そういうギャップが面白い。

 私が第5話で一番好きだったのは、麻美が宮岡に「早く店に着いたら鍵を開けたほうがいい」と強めの口調で言ったシーン。スッキリしたわ~。誰かが薬局の鍵を開けるのを駐車場で待っているという行動に私もかなり嫌悪感があったので、「麻美、よくぞ言ってくれた。」と思った。それにしても宮岡役の野間口さん、演技が上手すぎて、本当にあんな性格の人に見えてしまう・・・。

 今回は「コウノドリ」とか「けもなれ」とか「家売るオンナ」とかかつての人気ドラマの名前が次々と登場した。どれも見ていない私は第5話をもしかしたら半分ぐらいしか楽しめてないのかもしれない。それでもこんなに面白いのだから、それらを見ていた人は大満足なんだろうな~。見とけばよかったなあ。

 麻美が企画したドラマ「ブラッシュアップライフ」がどんな作品になったのかを知りたくて、ただただ日曜日が待ち遠しい。