edamameのテレビブログ

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3周目はテレビ局勤務!「ブラッシュアップライフ」第4話


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 人生3周目の麻美(安藤サクラさん)。1周目、2周目と同じ女子高、大学に進学した。学部は1周目と同じ文学部。元カレ・田邊(松坂桃李さん)を回避するため友人関係は1周目とは少し変えた。

 ところが、カラオケに誘われたのがきっかけで、麻美は田邊と付き合うことに。自分とは付き合っていない2周目で田邊は年商10億を稼いでいるのを知っているので、麻美は田邊につい口うるさくなって、フラれてしまう。

 大学を卒業した麻美はテレビ局に入社する。東京で一人暮らし。24時間テレビのスタッフとして働いたあと、ドラマ班に配属された。そして月日は流れ、「花咲舞が黙ってない」を担当する。職場で同級生・ゴンちゃん(野呂佳代さん)と再会。ゴンちゃんは専門学校を出て、メイクさんになっていた。

 そして、中学校時代の教師・ミタコング(鈴木浩介さん)が痴漢の冤罪で捕まる日がやって来た。麻美は東京で仕事だが、撮影時間をまけば間に合うことが分かると、テキパキ動き、スタッフに声掛け、塚地さん(塚地武雅さん)に2時間早く入ってもらい、結局予定より3時間早く終了することに成功した。

 ミタコングをあの電車に乗せまいと駅で待ち伏せしていると、同級生のしーちゃん(市川由衣さん)に声をかけられる。まだミュージシャンを夢見る夫・福ちゃん(染谷将太さん)のことで悩んでいる様子。ミッションを実行するため、話もそこそこで切り上げると、そこへミタコングがやって来た。冤罪で捕まる電車に乗せないようにお茶に誘うが、ミタコングは家に帰りたいと改札のなかに入ってしまう。麻美はミタコングを追い、同じ電車に乗った。車両を移動し、痴漢の冤罪を無事回避。

 この日は麻美の父・寛(田中直樹さん)の誕生日だった。プレゼントのマッサージ機を実家に届け、妹・遥(志田未来さん)に車の送迎を頼むと、なぜか両親も車に乗ってきた。なんだかみんなうれしそう。今回はこれでおしまい。

 麻美が3周目に選んだのはテレビ局勤務だった。自分が見ていたドラマの作る側を経験できるなんて、がんばって3周目の人生を歩んでいる甲斐があるというものだ。正直なところ、人生3周目なら飽きてしまいそうだが、毎回いろんな職業を体験できるなら悪くないかもしれない。

 地方公務員、薬剤師、テレビ局勤務。全然違う職種にも関わらず、麻美はどれも問題なく仕事をしていた。人生何周目でも性格は同じなはず。もしかしたら仕事って専門性の違いはあれど、実はどれも似たり寄ったりなのかな。

 地方公務員は行政サービスを市民に、薬剤師は薬を患者さんに、テレビマンは作品を視聴者に。いずれの仕事も相手にサービスやモノを提供してお給料をもらうのだから、そういう意味では共通しているところはたくさんあるのかもしれない。どうかな。

 さて、今回面白かったのは麻美の多面性。”年商10億”に魅かれて男性と付き合う打算的な人間と、嫌いだった中学時代の教師が冤罪になるのを未然に防ぐという正義感あふれる人間が同一人物であるということ。ああ、私もご多分に漏れず、麻美と同じようなデコボコな人間だな~と思った。だから麻美にものすごく親近感が湧くのかもしれない。

 今回は死ななくてよかった。来週も元気でいてくれたらいいなあ。