edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

ちゃんと毎日顔見せろ「カムカムエヴリバディ」#85


スポンサードリンク

 映画村のステージ「京都茶道家殺人事件」に出演するため、すみれ(安達祐実さん)は一子(市川実日子さん)の茶室で茶道のけいこを始めることになった。一子はすみれにテレビ出演時のお点前はぎこちなかったとはっきり言い、自分は後見だから指導は一恵(三浦透子さん)が行うと、茶室を出て行ってしまう。

 すみれは茶道のけいこにストレスがたまり、ひなたを飲みに誘い、愚痴をこぼす。ひなたが未成年でお酒が飲めないことにも文句を言っている。

 一方、五十嵐(本郷奏多さん)は虚無蔵(松重豊さん)に殺陣を習っていた。ひなたが仕事が終わったら道場に行くと言っていたのに来ないことが気になっていた。

 同じくひなたも五十嵐のことが気になり、榊原(平埜生成さん)に道場に誰か残っていないか電話で尋ねたが、道場には誰もいないと言う。

 すみれの茶道のけいこの付き合いで忙しくなったひなたは、何日も五十嵐と会えないでいた。

 連日の茶道のけいこ。細かい一恵の指導にやってられないと、ついにすみれはキレて茶室を出ようとする。するとそこに榊原がやって来て、出ていくのを引き留める。一恵もすみれに説得を試みたところで、一子登場。みんな座りよし、と落ち着かせる。

 その頃、五十嵐は虚無蔵に殺陣の練習を切り上げられてしまう。雑念があり、集中できていないことを見透かされていた。

 一子が立てたお茶を、すみれ、榊原、ひなた、一恵がいただく。一子は「茶道は相手のことを思う気持ちや。それだけのもんや。」と言う。すると突然ひなたは泣き出して茶室を出て行ってしまった。

 稽古場に行ったが、五十嵐はいない。ひなたが落ち込んで家に帰ると、五十嵐が家の近くで待っていた。五十嵐はひなたを抱きしめて「ちゃんと毎日顔見せろ。寂しいだろ。ばか。」と言って去って行った。ひなたはその場にしゃがんでしまった。今日はこれでおしまい。

 ひなたと五十嵐。今までの会話からお互いに好意を持っていることは分かっていたので、やっとここまで来たかと思いながら見た。五十嵐の告白は素直ではなく、いつもどおりの感じだったけれど、ひなたの帰りを待っているのはかわいらしかった。言葉と行動にギャップがあり過ぎるな~。このとがった感じは何歳まで続くんだろう、という目線でこれからも五十嵐に注目したい。

 久しぶりの一子登場はやっぱり面白い。市川実日子さんが出ているだけで、何を言ってくれるのかなあとワクワクして見てしまう。こじらせ女優のすみれにお点前がぎこちないと面と向かって言えるのは地球上で一子だけだろう。一子は2代目ヒロインの親友から3代目ヒロインの友達の母という役どころになったので、出演頻度は高くないかもしれないが、今後もみんなが言いたくても言えないことを堂々と言って欲しい。

 予告によると、今週描かれるのは 1984ー1992。カムカムお得意のワープがどこかで発動されるのだろう。時代は昭和からいよいよ平成へ。ポケベルとかPHSとかも登場するのかな~。どんなヒット曲やテレビドラマを流してくれるんだろう。ストーリーの展開はもちろん、そんなことも楽しみながらカムカムを完走したいと思っている。