edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

お詫びに福引補助券100枚って!「カムカムエヴリバディ」#67


スポンサードリンク

 サイン会の余韻冷めやらぬなか、道に落ちたキーホルダーを拾ったひなた(新津ちせさん)は、ビリー(幸本澄樹さん)に"Thank you!"と言われる。ところが、ビリーに"Do you know where I can take a photo with a ninja? I want a photo with a ninja."と質問され、固まってしまう。すると、後ろにいた小夜子(竹野谷咲さん)が流暢に英語を話し、それを聞いたビリーはうれしそうに去って行った。

 ひなたは自分も英語教室に通いたいと思うが、月謝が高いのであきらめている。それを聞いた錠一郎(オダギリジョーさん)は「そんなことか。お父ちゃんにまかせとき。」と言う。

 錠一郎の作戦は福引で一等の熱海旅行を当てて、それを換金するというものだった。ところが福引の補助券が1枚足りない。ひなたは森岡(おいでやす小田さん)に「1枚くらいええやんか。」と食い下がるが、吉右衛門(堀部圭亮さん)が出てきて不正は認めないと言う。

 回転焼き屋で店番をしているるい(深津絵里さん)の前を、「およげ!たいやきくん」を歌いながらたい焼きをうれしそうに持つ子供たちが通り過ぎる。たいやきブームはまだ下火になっていない。錠一郎はいい曲だと「およげ!たいやきくん」を褒める。

 ひなたはまた空き瓶探しを始めた。一升瓶を見つけるが、吉之丞(石坂大志さん)と取り合いに。そしてそのはずみで瓶が割れ、ひなたは転んでしまった。

 その様子を見ていた一恵(清水美怜さん)が「ひなたがけがをした。」とるいに報告に来た。自分が子供の頃に大けがをしたことを思い出し、ひなたを探しに行こうとするるい。するとひなたが「絆創膏ちょうだい。」と帰って来た。けがは大したことなかった。るいは「よかった。」とひなたを抱きしめた。

 その夜、ひなたはるいに「今日は心配かけてごめんなさい。」と謝り、るいのおでこの傷を「旗本退屈男みたいでかっこええなあ。」と言った。

 翌日、吉右衛門が息子がひなたにけがをさせた謝罪にるいの家にやって来た。そして陳謝と書かれた分厚い封筒を置いて行った。中身はお金ではなく、福引の補助券100枚だった。

 10回福引が引けると、ひなたと錠一郎がチャレンジするも9回ハズレ。最後の1回を引こうとするとるいが「私が引く。」と登場。そして商店街に響く当たりの鐘の音。

 当たったのは3等の古いラジオ。試しにスイッチを入れると、ラジオから「証城寺のたぬきばやし」が流れてきた。るいは安子(上白石萌音さん)と「カムカム英語」を聴いていたことを思い出し、新聞のラジオ欄をチェックした。

 そして、城田優さんのナレーション。

 ラジオの英語講座が今でも放送されていることをるいは初めて知りました。

 Rui was surprised to learn the English conversation program was still being broadcast on the radio. 今週はこれでおしまい。

 お詫びに福引補助券100枚。いくら子供のけがが大したことないからってこれはいかがなものかと思ってしまう。それならお詫びの言葉だけのほうがマシかもしれない。それぐらい商店街の人間関係はフランクということなのか、関西のノリというものなのか。

 かなり強引な感じではあるが、福引補助券でラジオ英語講座に話がつながった。ひなたがラジオで英語を勉強することになり、るいは安子と英語を学んだ日々を、そして安子を思い出すことになるのだろう。

 ひなたがるいのおでこの傷を見て、「旗本退屈男みたいでかっこええなあ。」と無邪気に言ったのはとっても良かった。るいにとって、おでこの傷は母への憎しみのシンボル。それが褒められることになるなんて。ひなたがその名のとおり、るいに明るい道を示してくれているのかなあと思う。

 さて、川栄李奈さんのひなた編に移行するにあたり、私がずっと気になっていることを箇条書きにしておこう。

・安子は今もロバートとアメリカで暮らしているのか

・算太は今どこで何をしているのか

・錠一郎はもうトランペットは吹かないのか

 このままなんの描写もなく終わったら消化不良になりそう。どんな形でもいいので、これらの回収をお願いしたい。