edamameのテレビブログ

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「およげ!たいやきくん」に完敗!「カムカムエヴリバディ」#66


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 学校帰り、ひなた(新津ちせさん)は河原で空き瓶を探していた。森岡(おいでやす小田さん)の酒屋に空き瓶を持って行くと換金してくれるので、それを貯めてモモケン(尾上菊之助さん)のサイン会に行くと言う。ジュースの空き瓶は1本10円、一升瓶は1本30円。錠一郎(オダギリジョーさん)は偉いなあとひなたを褒める。ひなたの貯金箱代わりのサクマドロップスの缶には小銭がどんどん増えて行った。

 その一方、るい(深津絵里さん)は12月に入ってから回転焼きの売り上げが減っていることに気が付く。ある日の朝、たまたまテレビで「およげ!たいやきくん」の歌を見たるいは、「これや!これのせいや!」と思わず声をあげる。たい焼きブームのせいで、回転焼きの売れ行きが落ちていたのだった。

 一子(市川実日子さん)はたい焼きブームは一時的だとるいを励ます。そして、回転焼きだけでなく、本格的な和菓子屋さんにしたらいいのにと言うが、るいは子供の頃のつつましい暮らしを思い出し、商売を広げる気にはならなかった。

 お正月。ひなたは錠一郎からお年玉をもらうが、岩倉具視のお札(500円札)だった。まだ空き瓶拾いをしなくちゃと言いながら、一恵(清水美怜さん)と小夜子(竹野谷咲さん)と羽根つきをして遊ぶ。二人をモモケンのサイン会に誘うと来てくれると言う。1500円が必要と伝えるが、二人はおばあちゃんがくれたお年玉で行かれると言い、お金の面は何も問題ない。

 サイン会当日。殺陣のショーを見たあとにサイン会が始まった。サイン会は一人ずつ壇上に上がり、モモケンからサインをもらって、少し話が出来るというシステム。ひなたはモモケンに家の回転焼きをプレゼントし、侍になりたいと言うと、「志を失わなければきっとなれますよ。」と答えてくれた。優しい対応にますますファンになるひなた。

 サイン会が終わり、外に出た3人。すると目の前にキーホルダーを落とす人がいた。ひなたが「落ちましたよ。」と声をかけると、少年・ビリー(幸本澄樹さん)が振り返ってひなたを見た。そのかっこよさに心奪われるひなた。今日はこれでおしまい。

 回転焼きの売り上げが落ちたとひとり悩むるい。錠一郎はみかんの皮をむいてくれるだけで全然助けてくれないし、これから子供も生まれるのに大変だなあと思っていたら、原因が「およげ!たいやきくん」だったとは。るいがおはぎじゃなくて回転焼きのお店を始めたのはここにつながっていたのかと感心する。そういえば、安子(上白石萌音さん)もクリスマスはおはぎが売れないって言っていたような。お菓子の売れ行きって意外と流動的なんだなあ・・・

 「およげ!たいやきくん」に「500円札(岩倉具視)」に「サクラドロップス」。小さい頃の記憶が蘇ってきた。朝ドラって昔を思い出すことも含めて楽しめるものなんだとここで実感する。1972年生まれの私がギリギリでこれらが分かる年齢かもしれない。サクラドロップスの白色(ハッカ)は好きじゃなかったとか、「およげ!たいやきくん」のレコードは大きかったなあとか。

 ここ最近のストーリーはるいばかりが苦労していてあんまり面白くないので、昭和50年代を懐かしむという目的でしばらくは楽しもうかなあと思っている。そしてあっという間に明日は金曜日。心がザワつくことなく穏やかに週末が迎えられる内容でありますように。明日は赤ちゃん生まれるのかな。