edamameのテレビブログ

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るい、クリーニング屋で働き始める「カムカムエヴリバディ」#40


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 ホテルの就職試験を抜け出してきたるい(深津絵里さん)。和子(濱田マリさん)はるいに「あんたみたいな子が働いてくれたらうれしい 。」と冗談半分で言うと、るいは本当にここで働きたいと頼み込む。

 自分は雉真繊維の親戚で両親はもういないと言うるいを、平助(村田雄浩さん)と和子は住み込みで働かせることを決める。事情を察した和子はるいのことを大事にしてあげようと平助に話す。

 朝るいが目覚めると、和子が朝食を作っていた。ちゃぶ台いっぱいに並ぶ食事を美味しいと食べるるい。

 食事が終わり、るいはまずは平助のアイロンかけをそばで見る。ビシッとアイロンがかかってきれいに折りたたまれたワイシャツを見て、るいはこれを受け取るお客さんのうれしそうな顔が見える気がすると言う。そこへ宇宙活劇のポスターを貼りに映画館の西山(笑福亭笑瓶さん)がやって来た。西山は平助や和子とも仲が良さそう。

 次にるいは和子の接客する様子を見学する。和子は初めて来たお客さんでも出された洗濯物を見て家族構成や暮らしが分かるという。

 クリーニングは物を売っておしまいの商いとは違って、服をきれいにして返さなければならないから、服に糸で名前を縫い付ける作業をしている。和子はるいにその作業を託し、銀行へ行ってしまった。

 るいが店番を一人でやっているところに大量の洗濯物を持ってきた男性客(オダギリジョーさん)がやってきた。さらに来ていた上着やシャツも脱いでクリーニングに出し始めた。服に血のようなものが付いていて動揺したるいだったが、それはケチャップと分かりホッとする。ところが、るいはうっかり客の名前を確認するのを忘れてしまった。

 るいはその男の洗濯物に「宇宙人」と縫い付けた。今週はこれでおしまい。

 ひょんなことからクリーニング店で住み込みで働くことになったるい。今日はこれからのストーリーに出てくる登場人物の紹介だったので、あまり話は展開しなかった。

 雉真の家ではあまり愛情をかけてもらえなかったるい。育ちのよさは感じられるもののどことなく寂しそうな雰囲気を和子は察したのだろう。和子がるいに優しく接しているのを見て、よかったなあと思った。

 でも、私は安子のことが置いてきぼりなのが気になって仕方ない。公式HPを見たら、るいの横顔の写真に「あなたがいたから私です。」という言葉を発見。今は母はいないものと思っているるいの心境の変化を描いてくれることを期待している。そういえば3代目ヒロインの川栄李奈さんが演じる役名はひなただったっけ。安子の「ひなたの道を歩いて欲しい」という言葉と関連した名づけだったらいいのにな。

 そして今日一番テンションが上がったのはラジオから流れてきた「スーダラ節」。私はクレージーキャッツの全盛期は知らないけれど、中学生の時に「スーダラ伝説」にはまった友達からCDを借りて何度も聞いていたので、曲はほとんど知っているという植木等さんのファン。この曲が流行っていた頃の日本は高度経済成長期で活気があって楽しかったんだろうなあ。なんだか得した気分。

 るい編は毎日気楽に見られそう。今振り返れば安子編はあまりに暗闇だったから、トコトン楽しくやっちゃって~。