edamameのテレビブログ

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脱落寸前・・・「週刊さんまとマツコ」


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 今回の「週刊さんまとマツコ」は、前半が「私が見た未来」という漫画の話で、後半は老人ホームの話。そして珍しく次回の予告があった。

 「私が見た未来」は1999年に発売された漫画で今とても話題になっているらしい。人気YouTuberのNaokiman Showさんの解説によれば、この漫画は作者のたつき諒さんが見た予知夢を描き起こしたものだという。漫画の表紙には涙を流している若い女性が顔を半分手で隠している絵が描かれていて、顔の上のほうに「大災害は2011年3月」とはっきり書かれている。そして、たつき諒さんは富士山の噴火の夢も見ており、Naokiman Showさんは2021年8月に起こる可能性があると言っている。

 こういう都市伝説的な内容を取り上げてさんまさんとマツコさんに語らせるのか、と驚いた。この番組の視聴者は中高年がメインと思われるが、なぜこのトピックを選んだのだろう。「ノストラダムスの大予言」や「マヤ文明の人類滅亡説」など多くの都市伝説や予言のそばを通過してきた私たちにはこの漫画もそのひとつにしか過ぎない。

 結局さんまさんとマツコさんはNaokiman Showさんを軽くイジっただけで、この漫画を深掘りすることもなく終わってしまった。

 後半は老人ホームの話。日本では今人手が足りずに老人ホームの部屋に空きが出ているという問題から、老後や遺産について話していた。私が今回の放送で一番印象に残ったのは、さんまさんもマツコさんも遺産を国庫に寄付したいと考えていること。莫大なお金を手に入れてしまう人生は良くないと思っているそうだ。そういうことをしっかり考えているんだなあと感心した。こういう話をずっと聞きたいなあと思った。

 短めの30分番組で、前半はオカルト、後半は老人ホームって、どうしちゃったんだろう。あっちこっち内容が飛びまくっていると、見る回によって当たり外れが大きすぎて、ふたりのことは好きなのにもう見なくていいかと思ってしまう。

 来週の予告によると、またTikTok撮影をやるらしい。私は全然良さが分からなかったけれど、好評だったのかなあ。がっかり。