edamameのテレビブログ

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第97回箱根駅伝を見て


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 今年はコロナの影響でいつもとは違う箱根駅伝。そのホームページには「応援したいから応援にいかない。」というコピーがあった。応援する人たちがほとんどいない、シーンという音が聞こえそうな道を選手たちは走るのかな、なんてぼんやり考えながらテレビを見ていたら、まあまあいるではないか、観客が。ああ、この人たちは行っちゃったのね、とは思ったが、行くなんて信じられないというほどの怒りはなかった。

 しかし、中継の途中に映される、寮でマスクをしながら応援している大学陸上部の人たちを見ると一気に複雑な気持ちになる。一番近くで応援したいはずの友達や仲間が応援に行くのを止めているのに、なんとなく見に行っちゃおうみたいな人が沿道にいるという状況はやっぱり変だ。たぶん来年も今回と似たり寄ったりの状況だと思うので、本当に応援したい人だけが見に行かれるようにして、この不公平感をなくしてほしい。

 さて、レースは、首位を独走していた創価大学駒澤大学が10区で逆転するという展開で手に汗握るものだった。また、往路12位だった青山学院大学が4位まで順位を上げてきたのはさすがだなと思った。

 箱根駅伝には10位までのチームに与えられるシード権争い、たすきをつなげられない繰り上げスタートなど厳しいルールがあり、体育の授業でしか走ったことのない私でも思わず感情移入してしまう。お正月という厳かな時期に開催されるのも箱根駅伝の特別な感じをさらに演出していると思う。

 来年も無事開催されるよう心から祈る。