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予想以上の面白さ!「石子と羽男」第1話


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 安倍元首相銃撃事件の特別番組があったため一週間遅れてスタートした「石子と羽男」。思っていたよりもストーリーが展開していって面白かった。毎週視聴決定!

 石子こと石田硝子(有村架純さん)は、弁護士の父(さだまさしさん)が経営する潮法率事務所で働くパラリーガル。そこで働くことになったのが弁護士の羽根田佳男(中村倫也さん)。

 チャラそうな弁護士&真面目なパラリーガル。二人がコンビを組んで初めて対応する仕事は、大庭(赤楚衛ニさん)からの依頼で足しげく通っていた喫茶店で携帯電話を充電していたら店長(田中要次さん)に100万円を支払えと言われてしまった件。

 二人は店長と話をするも交渉は決裂。石子はその喫茶店の資金繰りが厳しく、家賃を滞納していることを知ると、夜遅くまで資料を作成した。羽男は石子の資料に基づき、大庭への訴えを止めるなら家賃の支払いなどをサポートすると店長に提案。すると店長はあっさりそれに乗ってくれた。

 これで一件落着と思いきや、羽男は大庭はまだ問題を抱えていると気づく。自宅と勤務先とは離れたところにある喫茶店に居心地がいいからという理由だけで通うことが不自然だったからだ。

 大庭が二人に真実を話し始めた。喫茶店に通っていたのは、向かいにある中古車販売店を撮影するため。そこはかつての大庭の勤務先。大庭は上司のパワハラを告発し、整備工場に飛ばされていたのだった。そして大庭と同じく上司からパワハラを受けている同期の沢村(小関裕太さん)を守るため、パワハラの証拠を撮影しようと喫茶店に通っていた。

 沢村を救おうと大庭とともに二人は沢村に声をかけるが、沢村はおびえた表情で去ってしまう。翌日、喫茶店で二人がパワハラの証拠を探していると、そこに中古車販売店の社員がやって来て、沢村にパワハラをしていたのは店長ではなく大庭だと言い、証拠のメールを見せた。

 そんな折、中古車販売店のイベントのヘルプで大庭が呼ばれることになった。不審に思った羽男は大庭の周辺の音声を聴きながら待機。あとから石子も合流する。

 予想していたとおり、大庭は上司から実際にはしていないミスを責め立てられる。そこに羽男と石子が突入し、沢村と大庭を車に乗せ走らせた。その車中で、沢村が大庭になりすまして自分宛てにパワハラメールを送っていたこと、大庭はそれに気付いていたが上司の指示で仕方なくやったことだと思い、公にしなかったことが明らかになる。

 店長たちが車で追いかけてきたので、車は停止。みんな一旦車から降りる。羽男は沢村が密かに上司のパワハラの証拠を集めていたレコーダーをもらおうと手を伸ばすが、沢村はそれを渡す勇気がない。羽男は「あれ?ダメ?」と弱気モード。店長は沢村からレコーダーを奪おうとして、収拾がつかない状況に。石子は「みなさん、なぜ声を上げないんですか。」と大きな声を出した。法律を知っていれば守れること、避けられることがある。傷を最小限にとどめることもできる、と。

 石子の話を聞いた沢村がレコーダーを提出すると言った。怒り出す店長。すると羽男は店長にも「あなたはあなたで声をあげればいい。」と言った。そして、会社からプレッシャーをかけられていたのであれば、安全配慮義務違反として会社に対して責任を追及することが可能などと続けた。

 会社を辞めた大庭は石子の法律事務所でアルバイトとして働き始めることになった。

今週はこれでおしまい。

 見ごたえ十分で面白かった。弁護する人を助けるだけではないところが素晴らしい。パワハラをしていた店長に羽男が「あなたも声をあげればいい。」と言ったことにびっくりした。店長だって実は被害者かもしれないなんて、あのパワハラぶりを見ていた私には考え付かないことだった。

 結構法律用語も出てくるので、このドラマを見続けたら法律に関する知識が増えるのではないかと期待している。前クールでは「正直不動産」で不動産を学び、さらに今クールで法律の知識が増えれば、今後の人生に役立ちそう。ドラマを楽しく見て学べるなんて、なんていい時代なんだろう。

 早く金曜日が来ないかな~。